ご覧の皆さま、こんにちは。
活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。
12月9日の日本経済新聞・30面「マネーのまなび」の「60歳再雇用、年金の増え方」について取材協力させていただき、コメントなどを掲載いただきました。
今回は経過的加算額がテーマです。
経過的加算額は、20歳を過ぎて初めて厚生年金に加入した場合(大卒で就職など)では、50代の「ねんきん定期便」の年金見込額でわずかに表示されています。
60歳になるまでは多くて数百円ですが、60歳以降勤めて1カ月厚生年金に加入するごとに年額1657円(2023年度・67歳以下の額)ずつ増えることになります。
経過的加算額は厚生年金としての加入が480月を上限として増える点がポイントです。
大卒で就職した場合、高卒で就職した場合、結婚退職後専業主婦になりその後再び厚生年金に入った場合、それぞれで増え方も異なるでしょう。
それぞれの増え方については試算表で示しています。
60歳以降もまだまだ年金は増やせます。
60歳から65歳までの勤務でどれくらい年金額が増えるかイメージできるにようになるでしょう。
【これまでの実績】——————-●FP個別相談、金融機関の相談会等含め年金相談は合計5000件以上経験、●教育研修は地方自治体職員向け、年金事務担当者向け、社会保険労務士向け、FP向け、社会人1年生向けなど。㈱服部年金企画講師。●執筆は通算450本以上!『週刊社会保障』の「スキルアップ年金相談」「年金相談のトビラ」(法研様)、月刊『企業年金』の「知って得!公的年金&マネープラン」(企業年金連合会様)、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社様)、「MONEY PLUS」(マネーフォワード様)、「Finasee(フィナシー)」(想研様)、「現代ビジネス」(講談社様)、「THE GOLD ONLINE」(幻冬舎ゴールドオンライン様)、「あなたのお金と暮らしのそばに。ハマシェルジュ」(横浜銀行様)、「よるかぶラボ」(ジャパンネクスト証券様)、「ファイナンシャルフィールド」(ブレイクメディア様)。その他、FUSOSHA MOOK「定年前後に得するお金の手続き」(扶桑社様)共同監修。●調査研究活動は研究論文「老齢年金の繰下げ受給の在り方-遺族厚生年金の受給権がある場合-」(日本年金学会編『日本年金学会誌第39号』)など。●取材協力先として『SPA!』(扶桑社様)、『女性自身』(光文社様)、『プレジデント』(プレジデント社様)、『日本経済新聞』(日本経済新聞社様)、『読売新聞』(読売新聞東京本社様)。