井内 義典

【メディア実績】東洋経済オンライン「年金開始「60歳vs.65歳」、受取り額逆転は何歳か」

ご覧の皆さま、こんにちは。

私の住む神奈川県は、5月にしては寒いくらいの日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

東洋経済新報社様の「東洋経済オンライン」で新規に執筆しました記事「年金開始「60歳vs.65歳」、受取り額逆転は何歳か」を掲載頂きました。

今回は老齢年金を前倒しで受け取る繰上げ受給制度についてです。

繰上げ受給には減額率によっての老齢年金の減額があります。もし繰り上げる場合は、繰上げ受給の場合と65歳受給開始の場合のそれぞれの生涯受給累計額を比較し、累計額の逆転年齢・時期を見ることがあるかと思います。

しかし、老齢年金の繰上げは、障害年金や遺族年金など他の年金との関係でも注意点があり、他の年金を含めて累計額を考えると、逆転時期が大きく変わることもあります(場合によっては60歳台後半で逆転するということも!)。そのため、家計状況はもちろんですが、ご自身の健康状態や家族構成なども踏まえて繰上げを行うか考える必要があります。

実際に年金事務所等で繰上げ請求の手続きを行う場合は、窓口でまず繰上げの注意点について説明を受けることになり、注意点を理解した上で、請求を行うことになります。

もし繰上げ受給する場合は、繰上げ後に後悔しないよう、数多くある注意点の中でご自身に関係しそうな項目をしっかり確認した上で請求したいところですね。

関連記事

【公的年金Q&A】65歳からの年金は65歳で受給方法を決めないといけない?
ご覧の皆さま、こんにちは。 公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、横浜のCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 さて、今日もお届けします公的年金についてのQ&A。 今回はこちら、65歳以降の老齢年金についてのお話です。 Q.65歳からの年金は65歳で受給方法を決めないといけない? もうすぐ、65歳。……
【メディア実績】ファイナンシャル・フィールド「年金記録に漏れが見つかったらどうなる?(1)年金を受け取り始めた後に判明した場合」
ご覧の皆さま、こんにちは。 年金というフィールドで、相談業務、教育研修、制作(執筆・編集等)、調査研究という4領域で活動中、年金のポリバレント・井内(いのうち)です(※ポリバレントとは、サッカーで複数のポジションをこなせる選手として使われている言葉です。)。 9月になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 9月も年金に関する執筆を続けてい……
【メディア実績】MONEY PLUS「自分の時間を作りたい40歳会社員。年収を700万から500万に減らしたら年金はいくら減る?」
ご覧の皆さま、こんにちは。 活動拠点は主に横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 6月12日に続き、6月13日もMONEY PLUSで新規記事が掲載されました。 MONEY PLUSの4回目の掲載となる今回は、連載シリーズ「みんなの家計相談」からで「自分の時間を……
【メディア実績】フィナシー『年金の誤解を斬る!』第14回「共働きだと『遺族年金』はもらえない? 老齢年金と“調整”される仕組みとは」
ご覧の皆さま、こんにちは。 活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 フィナシーで連載中の『年金の誤解を斬る!』、 その第14回「共働きだと『遺族年金』はもらえない? 老齢年金と“調整”される仕組みとは」 が掲載されました。 遺族年金制度は、……