200X年
バブル崩壊から10年が経とうとする頃、日本の金融業界は顧客不在のマネーゲームが繰り返され、より高い手数料を得られ、売りやすい商品を売る、顧客利益を無視した営業が繰り返されていた・・・。
「長期投資」
令和の現代でこそ資産運用の基本とされ、金融庁が公式ページで推奨するこの言葉だが、この頃は「投資」と言えば短期で売買を繰り返させ、販売手数料を荒稼ぎする、金融業界による顧客の資産を食い物にする道具となっていたのだった・・・。
そんな中、一人の男が「長期投資で顧客の豊かな未来の実現」のために戦っていました。
日本国内では誰も「長期投資」などと言う言葉に見向きもしない時代、その効果に気が付き長期投資でじっくり顧客の資産を増やし、豊かな未来を実現できる投資信託を販売したいと奮闘していたのでした。
大手企業のグループ会社にいた男は、グループ会社内で自身の理想を伝えるも、
「君たちの理想に付き合う気はない。もっと利益になるビジネスを・・・。」
と相手にされず、役員全員から反対され孤立していた・・・。
そんな逆境と失意の中、社長に直談判し想いを伝え、自身の強い想いに共感してくれた業界の先駆者から協力を得て、役員を説得し投資信託会社を設立したのだった。
そして、男が理想とした投資信託はその想いに共感する多くのファンに支えられ、人気を集める投資信託の商品の一つとなったのでした。
男の想いは金融庁をも動かし、金融庁が公式HPで長期投資を私達国民に推奨するようになり、NISAの制度が創設され、私達は誰でも有利に将来の資産を創ることができるようになったのです。
さらには
「自分だけが良ければよい」というような風潮の金融業界に対し、金融庁が直々に
「顧客本位の営業を」
と、これまでの業態を正す方針を打ち出すようになり、金融業界が変わる礎を作ることにもなったのでした。
さて、このお話をご覧になり、あなたはどう思いましたか??
半沢直樹みたいなドラマが作れてしまいそうなストーリーですが、これは実話です。
この人物こそ現在のセゾン投信を創業し、積立王子の名で知られ、先日会長を退任された中野晴啓氏なのです。
逆境の中でも諦めず、自身の理想を形にする・・・
中野氏は投資家であるとともに、このようなことを実現してきた経営者でもあります。
そんな中野氏から、経営のお金、金融の本質を語っていただきます。
このセミナーはよくある投資セミナーとは全く違う、「お金とは何なのか?」「経営者として根底のおくべきお金の本質」を語っていただきます。
日時:8/1(火)14:30~16:30
所:レストラン英國屋
新潟県新潟県長岡市新潟県長岡市千歳3丁目2-41
参加費:2,000円
終了後、17時より講師も参加される懇親会も行います。
経営者様のみでなく、どなたでもご参加いただけますので是非講師の熱いお話を聴き、交流しにおいで下さい。
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