リーマンショック後の09年は、波乱万丈の1年でした。
テレビのニュースなどで株価が上がったり下がったりしている、という情報を目にすると、「やっぱり投資は怖いんだ」と思う方も多いかと思います。
でも、本当にそうでしょうか?
【市場指標と推奨ファンド比較】
2009年11月現在
アセットクラス | 日本株 | 世界株 | 米国株 | 欧州株 | アジア株 | 新興国株 |
市場指標 | TOPIX | MSCI | S&P500 | MSCI欧州株 | MSCIAC極東株式 | MSCIエマージング |
収益率(1年) | 0.6% | 20% | 11.7% | 24.9% | 57.2% | 62.6% |
推奨ファンド収益率(1年) | 37.5% | 29.7% | 13.7% | 36.1% | 60.9% | 58.9% |
PWM日本証券のデータをもとにワイズライフFPコンサルタントで作成
表から読み取れることは、市場によってこの1年間の成長率は異なるものの、どの市場もプラスだったということです。
とくにアジア、新興国の成長率は目覚ましく、その市場を代表する指標をみるとアジア株がこの1年間で57.2%成長し、新興国は62.6%成長しました。同時にこれはそれぞれの市場に投資をしていれば同じだけ資産が成長した、ということになります。
世界金融危機の発端であったアメリカでさえ、11%以上の成長です。また同じ投資をするにしても、PWM日本証券が独自の評価基準で選んだファンドの方が市場平均を上回る成績を上げることができたということも分かります。
一方で投資するにしても、単に市場全体に投資するのが、良いのかそれとも「力のある、選ばれたファンド」に投資をすべきか、顕著に表れたのが日本株です。
TOPIXの収益率が0.6%なのに対して、同じTOPIXをベンチマークとするアクティブファンドでPWM日本証券の評価が高かったある推奨ファンドの収益率は37.5%です。
結論から言うと、投資をすることは資産を増やすことにおいて不可欠である、ということ
ただ「幸せな資産づくり」を目指す場合は、きちんと自分の資産状況を把握して、適切な目的のお金を適切な金融商品で成長させることがポイントになります。