老後の暮らしを豊かにする自分年金制度「確定拠出年金(401k,DC)」とは
国の年金制度が「相互扶助」現役世代が高齢者の生活を支える仕組みであるのに対して確定拠出年金は自分のために自分で運用する年金制度です。ご存知の取り公的年金や企業年金は、運用実績が振るわないなどの理由で大幅に給付額が削減されています。しかも給付額の変更について加入者は不可抗力ですから、受け入れるしかないのです。
しかし確定拠出年金は、自分自身で運用をしますからその増減をしっかり見定めることができます。何も知らされずに老後を迎えるより状況を把握し対策を立てられる状況にあることが何よりも将来の安心につながります。
運用商品は投資信託や預金、保険といった金融商品を自ら選んでいきます。市場の状況や資産状況に応じて運用商品を選択していくのです。運用して得た財産は100%自分の財産ですから老後の生活資金としてあるいは遺族の生活資金として全て自分の財産として使うことができます。
確定拠出年金の最大の特徴は税制優遇です。掛け金は全額所得控除、運用期間中の運用益は非課税、老後資金として引き出し時は一時金であれば退職所得控除、分割であれば公的年金控除の対象となります。また投資信託購入時にかかる販売手数料が確定拠出年金ではかからないという制度上のメリットもあります。
自分の老後資金は自分で準備しなければいけない時代です。そのためには税金が優遇されている確定拠出年金を最大限に利用することが効率のよい資産づくりの出発点となります。
確定拠出年金についての説明 (国民年金基金連合会)
www.npfa.or.jp/401K/index.html
※ワイズライフFPコンサルタントでは、確定拠出年金の運用相談を承っております。