会社員が加入する個人型確定拠出年金
節税メリットが大きいので、活用したい!という方が増えています
でも、多くの方が誤解しているのがコレ
確定拠出年金は会社に言わずにこっそりできるだろう
ってこと・・・あなたもそう思っていませんでしたか?
実は1枚だけ会社から印鑑をもらわなければならない書類があるんです
これがあるだけで、えぇ~!!ってなる人も多いので、「大丈夫、これだけ知っていれば会社に気兼ねなくおねがいできる」ってポイントをまとめておきました
運営管理機関から届く確定拠出年金加入のための書類一式の中にある「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」が会社に持っていく書類です
※どこの運営管理機関でもこの書類は同じです
要は、「事業所登録」ってところと「掛金の支払い方」の問題です
事業所登録というのは国民年金基金連合会への登録です
もしあなたが会社で確定拠出年金第1号希望者であれば、会社はあなたが持参するこの紙に必要事項を記入すればそれで「事業所登録の申請」が可能です
もし会社が事業所登録をしたかどうか分からないということであれば、そのまま「わからない」で提出しても問題ありません
国民年金基金連合会は厚生年金への登録状況などを基に確認作業を進めます
事業所登録が済むと会社にはこんな冊子が届けられるようです
掛金の支払い方は、過去に実績がない会社であればまず給与天引きはしないでしょう
事務手続きが大変ですから(笑)
その場合は、迷わず「個人払込み」を希望するので、会社はこの書類に印鑑をいただければそれだけで結構です!と言っておきましょう
特に問題になることはありません
そして年末に「小規模企業共済等掛金控除」の葉書を会社に提出すれば、それで税金の手続きも完了します
事業主にはいろいろ面倒がかかりますが、これが公的年金を補完するとっても大事な制度でかつ税制優遇がめっちゃくちゃ大きいお得な制度の所以だと思ってください
面倒くさい!な~と加入手続きを中断せず、頑張って確定拠出年金を始めましょう!