FP相談ねっと林です。
2月も半ば。
国立大学の2次試験(前期日程)まで一週間となりました。
私立大学の入学試験も、真っ只中。
中学生の皆様も、私立の試験がほぼ終了し、来月の公立入試に向けて出願書類の作成中でしょう。
国が2つの支援制度を拡充しています。
一つが、高等教育の修学支援新制度
もう一つが、私立高等学校等の授業料実質無償化
です。
高等教育の修学支援新制度は、要件を満たす方全てが、給付型奨学金と授業料の減免を受けられるというもの。
収入要件は、住民税非課税とそれに準ずる世帯になります。
そして、申込の時点では「学修意欲」が認められればOK。
当然ですが、進学しなければ奨学金は受けられません。
ただし、入学後の成績や出席の状況によっては、打ち切りや返還を求められることもあります。
私立高等学校の授業料実質無償化は、年収590万円未満の場合、私立高校授業料の平均とされる39万6千円を上限に給付されるものです。
ただし、年収例は、一般的な高校生・中学生の2人の子がいる4人家族の場合です。家族構成により、給付を受けられる年収は違ってきます。
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番外編 知っておくと良い話 「2つの 国の支援制度」
家計によって志望校が左右されることが少なくなります。
後は、受験生の皆さんの学力次第です。
連日、新型コロナウイルスについて報道されていますが、受験生もそうで無い人も、手洗い・咳エチケットに注意を払いましょう。
体調の変化に気付いたら早めに休むなど、体調管理に注意しましょう。
春まであと少し。
参照
文部科学省HP