制度や仕組みを知っていれば貯められる、知っていれば殖やせる、知っていれば騙されない。
FP相談ねっと林です。
特別定額給付金の申請はお済みですか?書面申請受付開始日から3ヶ月間です。
また、便乗した詐欺に注意しましょう。
役所から、突然のメール、電話、訪問はありません。
ところで、詐欺に注意しても、思わぬところで思わぬことが起きることもあります。
人生100年時代、老後資産と言われますが、老後を真面目に考えてきた人は資産を持っている方が多いです。
ずっと10代20代のような元気が何歳までも続くわけではありません。ずっと、今までと同じ収入が続くわけではありません。
「高齢」で働けなくなり収入がなくなるリスクに対応するために公的年金がありますが、不足する分の資産は自分で作ります。真面目にコツコツと貯めてこられたことでしょう。
これらは、本人にとっては「これから生きる為に使うお金」ですが、金融機関は「お金持っている」と見ます。
銀行の窓口で、投資信託、生命保険がの販売が出来る様になってから、国民生活センターが注意を呼びかけていますが、トラブルが後を絶たないようです。
(※国民生活センター外貨建て生命保険の相談が増加しています!
数年後に必要な資金が…外貨建て生命保険のトラブル より事例の一部を紹介)
・定期預金を作ったハズが、外貨建て生命保険の契約をしていた。
・数年後に施設に入る為のお金と説明したのに、20年もの外貨建て生命保険の契約をしていた。
信頼していた金融機関の担当者は「心配ない」と言ったのに、お金の使用目的を伝えてあったのに、定期預金でお願いしたハズなのに。
これは、外貨建て保険そのものの問題では無く、売り方の問題です。
そこで、緊急に動画で注意喚起です。
(緊急)「心配ない」の言葉にだまされないで!覚えが無い外貨建て生命保険を契約|~お母さんが知っておきたい~家族がだまされないためのお金の真実を学ぶ講座 | たった5分のお金の学校 by FP相談ねっと
・わからないものは契約しない。
・即決しない。身内や親しい方などに相談する。
・話を聞く場合、身内の人に一緒にきいてもらう。
などで、間違って契約してしまうことは防げます。
また、外貨建て生命保険そのものについては、
・短期間の解約の手数料が大きい
・クーリングオフは出来ても、為替の影響や送金手数料のため、支払った日本円が全額返ってこないことがある
など、リスクについても理解しておくことが必要です。
まもなくお盆を迎えますが、今年は帰省を控えられる方が多いでしょうか。
帰省される場合は、それとなくお話されたり、郵便物に注意されると良いでしょう。
帰省されない場合でも、離れて暮らす親御さんにそれとなく声を掛けられると良いでしょう。