制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
過去にも何度か偽メールについて書いておりますが、師走の忙しいどさくさに紛れて騙そうとする輩が増えています。
立て続けに「楽天を騙るメール」、「じぶん銀行を騙るメール」、「アマゾンを騙るメール」がやって来ました。
突っ込みどころが満載です。
【楽天を騙るメールの場合】
・送信元が 「楽天市場バ」 となっておりました。・・最後の「バ」って何?いちばば?
・送信元アドレスが楽天ではない
・「楽天はあなたのアカウントのセキュリティを非常に真剣に受け止めて」(以下省略します)という、怪しい日本語
・お客様各位や◯◯様がない
他、件名と本分の相違and so on
【じぶん銀行を騙るメールの場合】
・やはり送信元アドレスが変
・いきなり本分、行間が全く無い
・割とまともな日本語ですが、書きかけの文章あり
・お客様各位や◯◯様がない
他
この2カ所は、明らかに偽メールと分かります。
アカウントが凍結の様な個別対応が必要な事態で、お客様各位はありませんね。◯◯様としていない時点で違うでしょう。
【アマゾンを騙るメール】
今回、HTMLメールで来ました。
メール送信元がアマゾンのドメインとなっていることや、取引内容について細かくあります。(日時、支払い方法、注文番号等)
日本語は割とまともです。
が、
・「ご請求内容のお知らせ」と上部に表示してあるのに、本分の内容は「不審なお支払いが検出」「取引注文を防ぐ為に、個人情報を確認してください」というもの。表題と本文の内容が違う。
・クレジットカード支払いとなっているのに、どのカードへ請求するのか表示なし
・個人に連絡するのに、◯◯様がない
HTMLメールは画像を埋め込むことが出来ますが、開封した日時やIPアドレスの情報を収集することができます。
メールを開く時に画像読み込みはブロックし、確認してから画像を開くと良いですね。
何も考えずリンク先で個人情報を入力してしまったら、個人情報とIPアドレスの両方が知られ、個人が特定されることになりかねません。
アマゾンでは、個人のアカウントにログインすれば、取引のメールやアマゾンからのメールを確認出来ます。
絶対にメールのリンクは開いてはいけません。
公式ホームページから。
ログインページをブックマークしておきましょう。
身近で聞かれなかった宅配便のSMSを、身の回りでも耳にするようになりました。
【ご注意下さい!】宅配便を装った不在連絡メールのリンクを開かないで下さい!
でも書きましたが、無視しましょう。決してリンクは開かないでください。