制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
17日は海の日で、3連休という方も多くいらっしゃったことでしょう。その為か、15日の土曜日、なんと1通もなりすましメールが来ませんでした。
一週間前はイオンを騙るメールがこれでもかというくらいにバシバシ送られてきたので、今週は3連休なのかと思っていたら、次の日にやって来ました、三菱UFJ銀行を騙るフィッシングメールが。
口座の資金安全を確保するために、利用停止したので、リンクから確認してねという内容でした。リンクは24時間過ぎると無効になるともありました。放っておいたら、ご丁寧に24時間後、同じ内容のメールがやって来ました。
三菱UFJ銀行HPでも、注意喚起がされていました。 三菱UFJを名乗る偽メールにご注意ください!(7月19日更新)direct.bk.mufg.jp/emeg/40_1145.html
なりすましメールには、どう見ても「なりすまし」になっていないものがから、ハイレベルのなりすましまで様々なものがあります。
フィッシングは個人情報が釣れればいいのですから、なるべく多く送信したいのでしょう。時々、本文にAmazonと楽天が混ざっていたり、綴りを間違えていたり、ツッコミどころ満載のメールが多いですね。ツッコミどころが多いものは、何も考えなくてもなりすましと分かりますが、笑って間違えてポチッとするのには注意しましょう。
一方で、三井住友銀行を騙るメールや三菱UFJ銀行を騙るメールはなぜか文章がハイレベル。そのため、うっかりすると釣られるかもしれません。
令和5年4月、警察庁と金融庁から『フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る
不正送金被害の急増について(注意喚起)』がされました。
巧妙な手口もあります。誘導されたところが怪しげなページなら危険だと分かりますが、公式HPなら信用しますよね。そこに、いつもと違うポップアップが表示されて、情報を入力するよう促されても、疑うこと無く入力しませんか。
インターネットバンキングのログインID・パスワードを入手すれば、即送金手続きを開始します。要のワンタイムパスワードも、リアルタイムで入力させることで、不正送金ができてしまいます。
まず、メールの電子署名を確認しましょう。送信元が本物かどうか確認できます。そして、内容が改ざんされていないことも確認できます。
本物そっくりでも、ココは真似できません。
出典:
三菱UFJ銀行HP 三菱UFJを名乗る偽メールにご注意ください!(7月19日更新)
direct.bk.mufg.jp/emeg/40_1145.html
警察庁HP フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金被害の急増について(注意喚起)
www.npa.go.jp/bureau/cyber/pdf/20230424_press3.pdf