林 智慮

いくつになっても資産運用を考える

 

確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。

 

名古屋証券取引場 IR EXPO 2017 が開催されました。

 

証券会社の協賛セミナーに参加してきたのですが、参加者は殆どご高齢の方でした。

事前申込みで満席だったのですが、当日参加出来ないか問い合わせていらっしゃる方もいらっしゃいました。

皆さん、熱心に聞いていらっしゃいました。

 

企業ブースの説明会でも、大切なお金をこの企業に投資して良いかと、企業の事業計画・経営方針等を熱心に聞いていらっしゃいました。

只何となく投資するのでは無く、企業の話を聞いて、この企業の発展に協力したい、ここは成長するというところに投資されるのです。

成長すれば、株価が上がる、配当金が出る。

企業に投資して成長に役立てて貰うと、巡り巡って社会の活性化につながります。

 

ただ、銀行預金は減ることはありませんが、投資の場合は絶対に減らないと言えません。

期待が外れ、投資したお金が戻って来なくなることも考えられます。

なので、投資をする際には、自分が投資するものについて調べることが必要になるのです。

 

iDeCoは投資信託で個別株ではありませんが、どんなものに投資している投資信託なのか、どのような成長が見込まれるのか、手数料はどれほどかかるのか等、知ることが大切です。興味を持つことが大切です。

すると、この投信は面白そうだなどと商品の見方が変わり、商品選びに幅が出て来ます。

最初は商品がよくわからないから、手数料の安い運営管理期間で口座を持ったりしますが、商品に興味を持つと「この商品に投資したいからこの運営管理期間にする。」と言う選び方も出て来ます。

ポートフォリオにもこだわりが出て来ます。

 

iDeCoには掛けられる金額に上限がある為、これだけで老後資金全て準備出来るという訳ではありません。

NISAや,来年1月から始まる積立NISA等の利用を考えることも必要になってくるでしょう。

iDeCoは掛金の税制優遇だけでいいと考えず、他の制度と合わせて、全体で運用する必要があるのです。

そして、必要になれば、運用しつつ取り崩していくことも考えられます。

iDeCoは60歳以降掛金を拠出することは出来ませんが、70歳まで非課税で運用することが出来ます。

運用が上手くいっているものは、なるべく大きく成長させたいですね。

 

知識を増やしながら資金を殖やすことを楽しんで、老後の生活にゆとりを持ちたいですね。

 

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