確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。
12月21日に確定拠出年金セミナー「ポートフォリオの組み方とメンテナンスの仕方」を開催しました。
ちょうどその日のモーニングスターのサイト「アナリストの視点」に、アナリストの坂本浩明さんの『“自作”ポートフォリオVSバランス型、軍配は?』
という、とてもタイムリーな記事がありました。
過去10年間のリターンを比較すると、インデックス4資産均等(国内株式・国内債券・国際株式・国際債券)でポートフォリオを組んだものが、バランス型ファンドのリターンより大きかったというもの。
そして、4資産均等に国内REITと国債REITを加えた6資産均等はさらにリターンが大きくなったものの、4資産均等を下回る時期があった。さらに、6資産均等にコモデティとオルタナティブを加えた8資産均等は4資産均等より常にリターンが小さくなった。➝手間の分4資産均等で良い
また、アクティブよりインデックスの方が良い結果が得られた。➝インテックスで良い
以上のことから、手数料の安いインデックスファンドで4資産均等でポートフォリオを組めば、手間をかけることなくバランス型のファンドより1%近くコスト削減が出来る。
信託報酬は運用が上手くいってもいかなくても、毎日資産から引かれます。
ポートフォリオを考える時間がない方、とにかくコストを抑えたいけれどそこそこリターンは欲しい方、トライしてみてはいかがでしょうか。
(メンテナンスはお忘れなく)