確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。
前回、ポートフォリオを組むのは難しい? で、インデックス4資産均等(国内株式・国内債券・国際株式・国際債券)でポートフォリオを組んだものが、バランス型ファンドのリターンより大きかったという記事のご紹介をしました。
手数料の安いインデックスを4つを買って置いておけばいいのでは?と思われますが、このモーニングスターの例は月次リバランスしているものです。
リバランスをすることで、そのまままでいるよりリターンが良くなります。
iDeCoは期間中売買益には課税されず、何度もリバランスが出来ます(信託財産留保額がかかるものもあります)
ところが、つみたてNISAはいつでも売却はできるものの、買い付け枠の上限が制限されているためリバランスが難しい。
そこでどうすれば良いのでしょうか。
・バランス型のファンドを選ぶ
の他、
・株式のファンドを選んで、リスクを大きく取って大きなリターンを狙う
のも一つの考えです。
iDeCoもつみたてNISAも運用益が非課税ですので、利益が大きくでるものがより非課税のメリットを受けられます。iDeCo+つみたてNISAの非課税枠があります。
よって、資産全体で見て、大きくリターンが狙えるのをiDeCoやつみたてNISAで買い付けをするのも良いかもしれません。
いちいち気にしていられない方は、バランス型のファンドでほったらかしでコツコツが良いかもしれません。
ほったらかし運用といいますと、前回・前々回のセミナーでロボアドバイザーを取り上げたのですが、ご参加いただいた方がロボアドバイザーのコラムを読んで下さり、ご感想をいただきました。
「何も知らない一般人がやれることはたかが知れている。たったの1%の手数料でプロにお任せ運用してくれるのは素晴らしい。」
つみたてNISAの場合100円~出来るところもありますが、バランス型ファンドの手数料は1.16%から1.48%。
ロボアドバイザーの場合最低1万円からですが、介護や育児で忙しくても勝手に運用してくれるのは魅力ですね。