確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。
日本学生機構の奨学金は、意欲と能力のある若者が、経済的理由で進学を諦めてしまわないように、後押しするものです。
経済的理由、育った環境に関係なく、能力ある子が進学を諦めないよう、思い切って勉強していらっしゃいと背中を押す制度です。
(なので、初めて進学する人が対象です。同じ環境でも、一度でも進学したことがある人は対象外です。)
優秀な若者に、国が投資をするのです。
こどものやりたい気持ちを大切に。
ファナンシャルフィールド『JASSO(日本学生支援機構)の返済の必要がない給付奨学金は予約採用で初回募集のみ。準備は出来てますか?』
余案になりますが、思い出したことがあります。
かつて、地方新聞に記事がありました。
母子家庭で、高校3年生。
成績優秀で、将来は医者になりたい。
でも、学校が終わったらアルバイトに行き、10時に帰宅。
通常の受験生は塾で受験対策をしているのに、何もできない。
大学に入ったら、奨学金とアルバイトで学費から全て賄う予定。
県内の受験でも宿泊しないと難しいところなので、本命の国立1つのみ受験になる。
念のため私立を受験しておきたくても、受験と宿泊費用が出せない。。
落ちたら浪人は出来ないので就職する。
と言うような内容でした。
その記事を読んだ多くの方が、この子の受験にと新聞社に寄付されたそうです。
その子は、私学受験をする事が出来ました。合格されたそうです。
そして、無事、第一志望に合格しました。
今頃、立派なお医者様になっていることでしょう。
このときには、日本学生支援機構に給付型の奨学金はありませんでした。
給付型奨学金、自宅外の場合月々3万円です。
奨給付型で全てが賄えるわけではありませんが、アルバイトの時間を減らす事が出来て勉学に打ち込む事が出来ます。
給付奨学生に採用された方は、勉学に打ち込み、その能力を社会に還元して頂きたいと思います。