制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
夜中、医療機関の休診日、旅行に行く前夜や当日の朝、何故このタイミングで?というような時に子どもは熱を出します。
発熱は、体温を上げることで、体内に入ったウイルスや細菌を弱らせる自然な防衛反応と分かっていても、心配になるものです。
夜間や休日診療に走るか朝まで待つか、判断に困ることってありますよね。
先ず、子ども医療電話相談事業(#8000)に相談してみましょう。
電話はお住まいの地域の相談窓口に転送されます。症状に対しどのような対応をすると良いのか、専門家からのアドバイスを貰えます。救急車を呼ぶのか、夜間・休日診療に行くのか、朝まで待つのか、待っている間どうすると良いのか等々。朝まで待つ場合でも安心ですよね。
他に、大人の場合、救急安心センター事業 (#7119)に相談が出来ますが、相談出来る地域が限定的なので、対象外の場合は全国版救急アプリ『Q助』や、厚生労働省HP「上手な医療のかかり方.jp」を参考にしましょう。一見大丈夫そうに見えても、大きな病気の可能性が潜んでいることがあります。そんな場合は、え?これで救急車を呼ぶの?と躊躇せず救急車を呼びましょう。
一刻を争う病気やケガの人を病院へ搬送するために、救急車はあります。日本では無料で利用出来ます。しかし、救急車の台数には限りがあります。そのため、必要な場合以外で利用すると、本当に必要な人が利用出来ず命の危険にさらされる危険性があります。適切に利用したいですね。
また、ほとんどの自治体で、中学校卒業までの子どもの医療費が無料になります。これは、個人負担の分を市区町村が負担しているからです。無料だからといって、「取り敢えずかかっておこう」では、保険者(協会けんぽや組合健保等)や市区町村の負担が大きくなり、結局、保険料や住民税が増えて家計の負担に跳ね返ってきます。「取り敢えず・・」はなるべく控え、相談窓口や参考サイトを利用し正しく判断しましょう。
ファイナンシャルフィールドに掲載されました。