制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
資産形成に有利なものと言えば、「運用益非課税制度」のNISAやつみたてNISAがあります。
「日本に住んでいる、1月1日時点で成人である方」なら誰でも、NISA、つみたてNISAのどちらかができます。
NISA・つみたてNISAは、非課税の金額と運用期間の制限があります。NISAなら年間120万円を最長5年、つみたてNISAなら年間40万円を最長20年の非課税枠が全て1人1人に一律にあるというだけです。通常の投資活動が非課税になるだけです。
NISAやつみたてNISAは、iDeCoのように年金保険料を支払っていないと始められないというものでもないし、職種によって上限が異なることもありません。iDeCoには掛金全額所得控除が出来る税制優遇がありますが、NISA・つみたてNISAは運用益が非課税になるだけですからお間違いなく。)
さらに、つみたてNISAは金融庁により「つみたてNISA用」とされた投資信託やETFから選ぶ必要がありますが、初心者がとんでもないものをつかまされないようにとの配慮です。手数料が安く、投資初心者が使いやすいものです。
上限金額までなら非課税で運用ができ、いつでも好きなときに解約して現金化できます。
夫婦二人でつみたてNISAなら、非課税枠が倍になりますね。
ところで、18歳成年で成人した子供の分はどうなるのでしょうか。
今年四月から成人となった18歳の皆さんは、令和4年1月1日時点では未成年なので、今年はNISA・つみたてNISAはできません。まだ、ジュニアNISAの範囲です。2023年は、1月1日時点で成年ですからNISA・つみたてNISAを始めることが出来ます。
では、個別株も持ちたい場合は?
以下の記事を読んでみて下さい。
ファイナンシャルフィールド『夫婦2人でつみたてNISA! どんなメリットがある?』