相続診断士とは！？大相続時代を「争族」にならないお手伝いする使命を背負って☆彡

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相続診断士とは！？大相続時代を「争族」にならないお手伝いする使命を背負って☆彡

2018年の大晦日、LAのレストランでカウントダウンをする為に、準備万端で家族と過ごしていた私に1本の電話が鳴りました。それは日本から。とても意外な方からの電話だったので、驚いて対応しました。

準備場万端(笑)

日本は既に新年、「あけましておめでとうございます。寺門さん、新年早々悪いんだけど、相続の事で相談に乗って欲しんだよね」と！！　2018年～2019年のこのタイミングでの相続のご相談。2019年の私の仕事を占う様な出来事でした。

お金と暮らしと夫婦問題の専門家

ファイナンシャルプランナーと夫婦問題カウンセラーの二刀流で活動する、寺門美和子です　♡

この度、確定拠出年金相談ねっと内の研究会「相続と終活研究会」の創設メンバーに名前を連ねました。なぜなら、私は相続診断士だからです。「相続と終活研究会」のメンバーは、全員この「相続診断士」の資格取得者なのですよ。

相続診断士とは？

日本全体で、1年間に約50兆円規模の遺産が受け継がれているのをご存知ですか？日本の国家予算約100兆円の半分もあります。相続は、本来なら残された家族への大きなギフトなのですが、残念ながら遺族の争いごとの原因にもなっています。実際、家庭裁判所での相続関連の相談は約18万件で、10年前の2倍に増えているのです。そして、司法統計年報平成22年度版によると、紛争件数の74％が相続税とは関係ない5,000万円以下の遺産分割で揉めています。600万円の遺産を巡って、兄弟姉妹6名で揉めた実例もある程です。そんな相続問題を…「争族」にならない様にお手伝いをし、「笑顔相続」へと導いて行くのが、私たち相続診断士の使命なのです。

誰に相談して良いか判らない

生きていると様々な問題に直面しますが、相続問題に直面するのはほんの数回。勿論ない人もいます。一体、何が問題なのかもわからず、比較もできず、誰に相談したら良いのかすら判断つかないのが「相続問題」でしょう。弁護士？司法書士？行政書士？税理士？保険屋？FP？誰なの？　そうなのです。「相続問題」と言っても中身は各家庭それぞれ。100軒あったら100通りあるのが相続問題なのです。相続には、相続税を払う現金がないという「相続税問題」もあります。また、少しでも税金を抑えたい「節税問題」もあります。また、遺族が財産分与でもめたり、亡くなった父に隠し子がいた！などという様な「遺産分割問題」もあります。これらの問題を誰に相談したら良いのか？何を順番に整理したら良いのかを判断できない方がほとんどです。

相続診断士はそんな相続問題の窓口。相続に関する問題を広く多岐に渡り理解し、専門家へ繋ぐお手伝いをします。相続問題の一番の解決方法は「チームを組んで解決してくれるところ」なのです。その窓口が、私たち相続診断士となります。

相続診断士は笑顔相続の道先案内人

相続問題は「ハード」と「ソフト」の両面からのアプローチが重要です。相続診断士はその両面に気配り、目配り、心配りをするトレーニングを積んでおります。

＜ハード＞

財産の棚卸・分割・税金・手続き・節税・土地や不動産の処理・法律問題・遺言書の作成など。非常に幅広いのが相続問題です。相続診断士は、決して一人で全ての問題を解決するとは申し上げません。そんな事は不可能です。しかし、多くの専門家とネットワークを築いておりますので、適材適所専門家を集め、各ご家庭の「相続対策チーム」を編成致します。例えば・・相続税の計算は、税理士しかできません。しかし、税理士資格保有者全員が、相続を熟知している訳ではないのです。なぜなら、税理士資格において「相続」は選択科目です。そして、選択科目で難関な相続を選ぶ税理士はごくわずか。相続診断士の中には、相続に特化した税理士資格保有者もおります。そんな仲間と皆さまをお繋ぎするのも、私たちの役目です。

＜ソフト＞

知識があっても、円満に収まらないことがあるのが相続問題。そこには、財産を残す人、受取る人、それぞれに想いがあるからです。そこはカウンセリングにも似た、対応力と想像力が必要となります。デリカシーと気品のない相続対策は、争族へ繋がることも。トラブルが発生しそうな場合には、コンプライアンスに添って専門家へお繋ぎするのと同時に、相続人が安心して相続を迎えられるように、想いを大切に橋渡しをしてまいります。時には、専門家からみたら「そんな事をしたらもったいない」「こうした方が合理的だ」という事もあるかもしれません。しかし、皆さまの財産は、皆さまの想い、家族の想い、それぞれを配慮した着地点があるはずなんです。時には、ご相談者様と一緒に、専門家に気持ちを伝えて行くこともございます。

まず最初の一歩は「相続の揉め事は他人事」と思わない事

人生100年時代、ダイバシティの現代は生き方も多様です。だから一般の方でも、相続の時にはちょっとした問題が起こる時代になっています。例えば、親の再婚により、法定相続人の立場が一変することもあります。「うちの親族は平民だから、相続の揉め事はないよ」という様なことはありません。では、どうしたら良いのでしょうか？その為にはまずは知ることでしょう。私たち「相続と終活研究会」で発信するコラム、メンバーの開催するセミナーに足を運んでください。そこで気になったら、一度個別相談を受けて、早めに対策を練る事が「笑顔相続」の近道になってきます。