塚越 菜々子

注意!こんな人は遺族年金受け取れない

年金と言えば老後のものだと思われがちで、とかく「払い損」「逃げ切り世代」など間違った情報が流布しています。
ですが、そもそも年金は「保険」老後のための貯金ではありません。
老後になるまでの間に、万が一遺族になったときの「遺族年金」という頼もしい機能も付いています。
民間保険は国の公的保険(遺族年金)で不足する部分を補完するために個々で準備するもの。ということは、遺族年金を知らないと民間保険を上手に使うことができていないかもしれません。

とはいえそんな遺族年金は、年金の加入状況によっては受け取れなかったり少なかったりすることもあります。
もし自分がそんな状況に当てはまるなら、民間保険で備える必要があるかも?

こんな7つに当てはまらないか確認してみてください▼

自分の場合が心配になったら、年金事務所に相談に行くと、具体的な数字で教えてもらうことができます。
それを踏まえて民間の保険の必要の有無や家計全体を見直したいときは、ぜひFPも上手に使ってくださいね。

FPで公的保険アドバイザーでもある私が随時情報をお届けする無料メルマガも発行しています。
元気に生きても、人生の万が一があっても安心して暮らせるような家計づくりの情報をぜひお受け取り下さい。

関連記事

変額保険って保険付きで投資できてお得なの?
最近加入している人が増えている「変額保険」 『iDeCoやNISAの相談をしようとしたら、保険付きで投資できるものがあると勧められた』という話を耳にしました。話を聞いてみると、どうやら変額保険のことのようですが、本人がよく仕組みをわかっていない様子。 そもそも「よくわからない」ものにお金を出すのは、保険でも投資でもアウト!ただ、変額保険はちょっ……
【無料動画で学ぶ】扶養についての悩みはここで解決!
結婚した、仕事を辞めた、働きだした・・・女性のライフステージでよく発生する「扶養される」という現象。実は一口に「扶養」といっても、その制度は大変ややこしく、よく理解しないまま中途半端に働いてしまうと、自分やパートナーが損をしてしまうことも。 働き方に正解はないけれど、「自分にとって今のベスト」な働き方を選び取るには知識が必要です。扶養の基本から、一つ……
50代が老後のためにやっておくとよいこと
もう50代なのに、子どもの教育費でお金に余裕がない・・・ そろそろ自分の老後のことも考えないといけないのに、何から手を付けていいかわからない老後に2000万円いるって聞くけど、とってもじゃないけど準備できなさそう 何歳であっても老後のお金に漠然とした不安を抱ている方は少なくありません。特に、老後が見えてきた、目前に迫ってきた50代は、多くの人が……
パートで社会保険加入!手取りが減っても意味がある?
社会保険に入ったら手取りが減っちゃうから絶対に扶養内で調整した方がいい!夫の扶養なら保険料は払わなくて済むんだから! そんな風に言われることも多いですね。 でも、それって本当ですか? パートでも社会保険に入ると得られるメリットがたくさんあります。 メリットとデメリットそれぞれ整理したうえで、「今と将来」「見えるお金と見えないお金」の……