野原 亮

【ピンチはピンチ】損する・ダマされるには理由がある!投資ビギナーのための負けない資産構築マインド

 

こんにちは。FPぼ~ず、野原です

 

平成最後の4月では、いつにもまして刺激的な日常を遅らせていただきました

僕は世界史好きとしての影響で西暦しか使わない脳ミソなのですが、多少は心動かされるものがあります

 

最近、全く金融業界と縁のない女性とお話させていただく機会があり、その際感じたこともとに、昔のことなどを想い起こしていました

 

金融商品のセールスマン・サラリーマン運用者・歩合制運用者・デイトレーダー・投資家・FP(ファイナンシャルプランナー)・確定拠出年金と、あらゆる立場や分野で金融業界と関わってきた僕が、

そのなかで感じたことのひとつに、「うまくいかないのは必ず理由がある」ということです

 

どれくらい大きく儲かったかどうか、ということに運不運は確かにあります

自分の買った商品が多くの資金を集めるくらいまで成長することもあるでしょう

 

たまたま生きたその時代背景の影響を強く受けるからです

 

ところが、

 

プラスになったかマイナスで終わったか、ということの差には運不運はありません

これはただ「お金の管理能力」の有無によるので、偶然ではないのです

 

☑ 手数料稼ぎをするセールスマンの主要なお客さんは、やっぱり論理的思考が得意ではないかたが多い

☑ ダマされたと後で怒るお客さんの担当は、やっぱり説明が中途半端、接触、アフターフォローが足りない場合が多い

☑ リーマン・ショックを乗り越えた投資家は、その際の自分のやり方が正しいと思う場合が多い

☑ リーマン・ショックを乗り越えた投資家を信頼する投資初心者は、それを妄信しすぎるとリーマン・ショック級の暴落が再び来た時に乗り越えられない可能性が高い

☑ メリット・デメリットという表現を誰にでも使いたがる、損得勘定で考える傾向にあるかたは、あまり資産運用に向かない

☑ いくらで回るの?利回りはいくら?とすぐ聞いちゃう人は、あまり資産運用に向かない

☑ 実はかなりの成功事例が偶然の産物であり、生き残ったものだけがそれを必然にするための努力をする

☑ 暴落をチャンスと思えるようになるには、人には成長欲求があるということを理解しておいたほうが良い

 

こんなことを考えていると、ふとあるメルマガの文章に目がとまりました。

 

鬼才・佐藤健志の秘密の分析術
~世界がガラリと変わる劇視点のススメ~

その類まれなる分析力は、ほかの評論家の追随を許さず、
物事の本質にメスを入れる独自の評論は、「目からウロコが落ちる」と定評、
一般の方はもちろん、各界で活躍する識者にも新たな視点をもたらしてきた

お、どうやら、この劇的視点は、世の中の出来事やものごとを理解するのに役に立ちそうです

劇(芝居)をつくる作劇術が、社会分析に非常に役に立つというのです

 

その一部を抜粋してご紹介します

※「劇」というのは、映画やドラマと置き換えていただくと良いと思います

 

 

 

劇視点は、世の中を理解するのに非常に役に立つが、子供向けヒーローものはその捉え方をチープにしてしまうので、

この劇視点を活用してみると良いということです

 

このような内容を文字にしたり、相手に伝えるのは本当に難しいと思いますが、よくまとめられていてわかりやすいです

この文章を読みながら、身の回りの何かをイメージするとすんなり入ってくると思います

 

この世の中をリアルに形作っている「対立軸」について理解が深まると、実は資産運用やマーケットに対する考えも深まるような気がしています

 

そして実は、「機動戦士ガンダム」というのは、子供向けヒーローアニメでくくられるはずが、この劇視点の極めて高いアニメだったのです

【機動戦士ガンダム40周年特別FP企画】あなたの街に伺います!出張イベント・セミナー

 

当時では珍しく、ガンダムは正義が悪を倒さないアニメでした

勧善懲悪のロボットヒーローものとは完全に一線を画していたのです

正義っぽいほうの主要キャラでも、普通に死んじゃったり、

悪側っぽくても、主要キャラの成長に大きく貢献する人物がいたり、

正義でも悪側でも、共通の敵のような存在があったり、

資本主義の雄アメリカが敗北した、ベトナム戦争後の世相をリアルに反映していたようです

 

つまり、この劇視点はそのまま資産運用にも活用できると確信しました

 

例えば、投資信託の世界でよくある、

インデックスファンドとアクティブファンド、どちらが優秀か?みたいな単純な比較は、いろんなメディアでよくあります

 

僕らはそのような単純な比較特集に踊らされてしまってはいけないわけです

現実をリアルに深く理解しておく必要があります

 

生命保険と投資信託、教育費を貯めるならどっち?

変額保険とiDeCo、どっちが良い?

 

みたいなものもあります

 

比較された特集は、興味をそそられるし、読み手としてはわかりやすいし、勉強にもなるのですが、冷静に考えたらどうなるでしょう?

比較特集をネタに、そのメディアをより多く売りたい人たちがいるからですよね

 

つまり、

答えは立場や環境によって変わり、正解はその分だけ多様です

これらの答えをもっているのは、実は「あなた」だけであり、僕らはその答えを導き出すお手伝いをしています

 

※「ピンチはチャンス」は大ウソ

ピンチは逆転勝利が見えてきて、それを乗り越えてから初めて言えることである
乗り越えるまでは、あくまでピンチはピンチであり、その前に潰れたらお終い

「ピンチがチャンス」なのは、一発逆転する前のまさにその瞬間、ヒーローが一番カッコイイ瞬間だからである、、、

 

ヒントは異業種にあり

 

ほんとそうです

ほぼ金融業界周辺しか知らない僕にとって、異業種から学ぶ(真似ぶ)ことはとても大事なんですよ

 

同様に、金融業界と縁のないかたが異業種の金融業界から学ぶということにも、ちゃんと意味や効果があります

 

 

GWも中盤ですが、普段できないことにチャレンジするチャンスでもあります

有意義に活かしていきましょう!

 

 

 

人生有限、貯蓄無限
そのワクワクから、お金が湧く湧く

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