こんにちは。FP相談ねっと認定FP・0円投資マスター、野原(のはら)です。
ブログ「不思議の国のアラモード」さんが、0円投資本の書評をアップしてくださっておりましたのでご報告です。
ネタバレしないように気を使っていただいているのか、部分的にご感想を書いていただいておりますが、とても細かい点まで見ていただいていて嬉しかったです。
サイト運営者の「ぽぽいあ」さん、僕がまったく存じ上げない方だと思いますが、この場をお借りしてお礼させてください。
誠にありがとうございました。
書く力は読書量と想像力に比例する
何の科学的根拠もない個人の見解ですが、文章を書く力は読書量と想像力に比例すると僕は思っています。
僕は本を開くと、そこに記載されている文字を、画像のように一瞬にして覚えるという能力をもっておりませんので、普通に読むしか理解する術がありません。
この時、漫然と流し読みしていたのではまったく頭に入ってきませんので、頭の中で、「筆者が何を言いたいか」「この部分がとても重要だ」「これってどうゆうことだろう?」「この何気ないシーンは筆者や登場人物の気持ちを代替している」というように解釈を交えながら読み進めていきます。
活字メインの本を読むというのは、ほぼ文字の羅列から得られる情報しかありませんが、その文章を読むことそのものに、読書量という慣れが必要ですし、文章を読む時には、自分の体験などを通じて得られたことをベースに想像力を働かせることで、自分なりの解釈をしていくことになります。
読書量が増えると想像力も豊かになり、読解力もアップしていく、そんなイメージを持っています。
この最も効果的な訓練は、新聞を毎日読むことだと思っています。
例えば、1日分の日本経済新聞は、1冊の本の読書量と同じだけの文字量があるといわれています。
書評を適度なボリュームで、部分的に書くというのは、とても簡単にできることではないと思いますので、今回の書評は本当にありがたかったです。
「0円投資」を通じて、僕がお伝えしたいことは大きく3つあります。
1⃣ 0円投資を通じて、積立てによる少額投資をひろめたい
iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAと同時に、0円投資を試してみてほしい。
2⃣ 0円投資を通じて、積立文化を醸成していきたい
「積立文化」とは、我々が日常生活のなかでまず先に消費・支出をすること(スペンディング・ファースト)で、それが積立投資に限らず、研究開発・技術開発・設備投資・人材投資なども含めた投資を促し、生産活動や貯蓄(資産を蓄えること)につながってゆくことを理解し、先人たちの遺産というバトンを、我々が将来世代へ継承していくこと。
3⃣ 0円投資を通じて、経済のダイナミズムとメカニズムの面白さを知ってもらいたい
金融を人間の血液に例えると、経済や遺産は骨や筋肉などであり、政治や経営は脳みそであり、歴史は体に刻まれたシワなどの歳を重ねた証です。
積立投資に直結する金融だけの話ではなく、より大きな経済や政治、歴史なども楽しく賢く学び、より能動的に積立投資を継続し続けてほしい。
このような想いもこめて、その一部を書籍にしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。