ファイナンシャルプランナー野原 亮

2021年 07月 30日

なぜ、金利がさらに上昇しないのか?と、あなたが理解に苦しむ理由

こんにちは。
経営者向けに経済や金融のアドバイスをさせていただいている、FP相談ねっと認定FP、野原(のはら)です。

❶ 金利はこれからあがるんですか?

❷ 債券への投資不要論はどう考えれば良いですか?

❸ 低金利から脱却するなら、預金を増やしていったほうが良いですか?

私は経営者向けに、株式市場の動向だけでなく、経済情勢やマーケット展望について、注目すべきことや視点をお伝えすることも業務としておりますので、たまに上記のような質問をいただいたりします。

そこで経営者のみならず、それなりに大きなお金を、長期積立てなどで分散投資しているかた向けに、私なりの答えをご紹介します。ご参考になれば幸いです。

❶ 金利はこれからあがるんですか?

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大前提として、どんなに優秀なアドバイザーであっても、これから金利があがるかどうかはわかりませんし、仮に当たったところで、それはただの結果論にすぎません。

我々アドバイザーがお答えできるのは、金利が上下するメカニズムや、貨幣のしくみ(正しい貨幣観)をお伝えすることです。

さらには、目先の金利動向について、上下どれくらいの範囲内で動く可能性があるのか、テクニカル的な分析によって、想定レンジをお伝えすることです。

これらによって、金利がなぜ上下するのかが理解できるようになり、いまどの程度のレベル感を想定しておく必要があるのかを知ることで、設備投資など、長期融資などの参考材料にしていただくことが可能になります。

私が知る限り、国内・海外問わず著名な方であっても、正しいメカニズムを知っているかというと、どうやらそうでもないんじゃないかということがわかってきました。

細かい知識や数式などを覚える必要はなく、ざっくりしたメカニズムさえわかっていれば、事前に準備ができるものです。

❷ 債券への投資不要論はどう考えれば良いですか?

それなりにまとまった大きなお金を、長期にわたって、世界中に分散し、積立てを継続するのであれば、「長期・分散・積立」という原則を必ず守ることです。

必要とか不要という考えは忘れてしまったほうが良いです。

そもそも、将来を予測することなど不可能であるにも関わらず、債券への投資は不要と、なぜ言い切ることができるのでしょうか?

ただし、0円投資や少額投資などの場合は、手元の資金活用に優先順位をつけるという意味で、より金利の高い預貯金で代用する、ということは充分に意味があります。

❸ 低金利から脱却するなら、早期返済を優先したり、預金を増やしていったほうが良いですか?

将来を予測できるかたであれば、それでも構いませんが、個人的には危険な考え方だと思います。

というより、経営のリスク管理上の判断によってのみ、返済や手元資金を厚くするかどうか決定されれば良いでしょう。

将来の金利がどうなるかを決めるのは、最終的にはマーケット参加者です。

マーケット参加者がどう動くのかを知りたい場合は、マーケット参加者の行動のクセをしっておくことです。

マーケット参加者には、人間そのものや、自動売買のプログラム、政府・中央銀行も含めて考えると良いでしょう。

短時間で学ぶなら、チャートなどの基本的なテクニカル分析を知っておいて損はないでしょう。

もちろん、正しい貨幣観や政府・中央銀行のメッセージの意味を知っておく必要もありますが・・・。

株式市場を中心に、マーケット環境が長期にわたって悪くない状態が続くと、自称予想屋がうじゃうじゃあふれてきて、経営者の判断を迷わす原因にもなりますので、注意しておいてくださいね!

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