野原 亮

30代だからこそ、iDeCo・つみたてNISAを始める前に、受けておきたい「マネー講座」

こんにちは。品川~高輪ゲートウェイの間にオフィスのあるFP相談ねっと認定FP、野原です。

今回は「積立てない積立投資の始めかた」をご紹介していきます。

 

消費税が10%に増税となり、同時に軽減税率(2019年10月現在期限未定)とキャッシュレス決済によるポイント還元(2020年6月まで)が始まりました。

軽減税率の対象品目の区別、キャッシュレス決済によるポイント還元の付与方法、などの複雑さにより「めんどくさい」「ついていけない」といった声には、僕もまったく同感です。

 

これについては、もっと大きな視点で時代を見てみると面白いかもしれません。

消費税は「消費すると課税される、消費に対する罰金」、キャッシュレス決済によるポイント還元は「消費すると付与される、現金フリーに対する恩恵」ともいえるでしょう。

ポイントは、収入が変わらなくても、支出が減り、貯蓄が増えちゃう、まさに「家計の埋蔵金」です。

 

積立投資の普及拡大

このような時代背景の中、確定拠出年金(企業型DC・iDeCo)つみたてNISAが徐々に普及してきたことにより、毎月決まった金額を積立てながら投資を長く継続することへの関心が増えています。

 

NISA口座数は30代から急速に増えていく傾向にあります。

この2つの制度の利用者増には様々な要因が考えられますが、「投資という言葉に対するイメージ」が大きく変わってきています。

 

 

また、「投資をやらない理由」にも変化が見えます。

 

※「フィデリティ退職・投資教育研究所、サラリーマン1万人アンケート」より抜粋・編集

 

あなたが資産運用を「やってみたい」と思えるのはどんな時でしょうか?

「いまやらないと損しますよ!」などと、恐怖や不安をあおられた時でしょうか?

「絶対儲かります!」などと言われ、自分も儲けたいと思った時でしょうか?

 

確かにそれも間違いじゃないでしょう。

では、もし僕だったらどんな時に「やってみたい!」となるかというと、

 

 

みたいなことを感じられそうなものを「やってみたい!」と思うような気がします。

子どもの頃って、きっとそうだったんじゃないすか?

サッカーとか、野球とか、テレビゲームとか、常に上記3点セットが揃っていましたよね?

そこで、そう思えるような特別なプログラムをご用意しました。

 

「ゲーマネケーション」による積み立て投資デビューへの道

 

ゲーマネケーションとは、ゲームお金教育をひとつのコンセプトに融合させた、楽しく経済やお金について学べる一連の特別プログラムです。

実際に、中小企業の従業員・スタッフのかた向けに担当させていただいている、金融研修(投資教育)などでも活用いただいている内容になっています。

 

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ゲーマネケーション関連動画

※再生速度1.5倍での再生がオススメです!

    

 

僕ら人間には、よりリアルにイメージできると脳が勝手にシミュレーションし、行動に移せるという「特殊な能力」があります。

この能力を最大限活かすため、実際に自分のお金を使って積み立て投資を始める前に、ちゃんと準備してから行動できるように本プログラムをご用意しました。

ぜひエントリーしてみてくださいね!

 

 

以下、ご参考です。

ちょっととっつきにくい内容なので、気になるかただけご覧くださいね。

 

デジタルネイティブ世代にとっての「お金の価値観」

キャッシュレス決済の普及により、30代以下の「デジタルネイティブ世代」を中心に、従来の物々交換としての「お金」は徐々に価値観が変わっていきます。

これは「お金」、いわゆる紙幣や通常の硬貨に対する価値観の変化です。

 

例えばどんな価値観の変化が起こるかというと、銀行振込みをイメージしてみてください。

通常、Aさん → Bさん へ振り込む時、僕らの一般的なイメージはきっとこうでしょう。

お金という「モノ」が、Aさん → Bさん へ移動するというようなイメージです。

 

ところが実際は違います。

Aさんの通帳残高という「数字データ」が減り、Bさんの通帳残高という数字データが増える。

ただそれだけの話です。

感覚としてなんか変かもしれませんが、お金というモノが実際に、Aさんの口座からBさんの口座に移動するわけじゃない。

 

 

このようにキャッシュレスが浸透していくと、「モノ」としてお金をとらえるのではなく、

売り買いや貸し借り、売上と収入という、ただの「数字データの記録」としてお金をとらえるようになる人が増えていきます。

 

僕はこのような、脳内思考回路の大きな変革を「脳内金融革命」と呼んでいますが、日本の現代史においては過去3回ありました。

 

日本国内における、脳内金融革命の歴史

第1次 ニクソン・ショック(1971年)

各国が自国の金保有量に相当する分のみ発行できた紙幣の限界がなくなる。

金と物々交換する「お金」という概念が崩壊し、お金が「モノ」から「データ」へ生まれ変わるきっかけ。

第2次 日本版・金融ビッグバン(2000年前後)

規制緩和、各種自由化(フリー・フェアー・グローバル)による金融改革。

ネット系金融機関の誕生。

第3次 キャッシュレス・ビジョン(2017-2018年)

「支払い方改革宣言」2025年までにキャッシュレス普及率40%、2040年までに80%。

「モノ」とてのお金から、デジタル化されたお金としての概念。お金はやりとりの記録(計算貨幣)でしかない。

 

 

いまでいう紙幣としてのお金は、元々はいつでも実物資産である金と交換できる「預り証」としての機能しかありませんでした。

それが自然と流通するようになり預り証だけで売買が成立し始め、利用者は預り証という紙幣そのものに価値があると思い込むようになってしまったのです。

 

このように「お金」の概念が、物々交換としての「モノ」から、本来の概念である「データ(記録)」へと徐々に変化していきます。

この変化は僕らが自分自身で自覚することはなさそうですが、自然と脳内の思考回路に変化を起こすはずです。

 

どの投資対象にどれだけ資産を配分していくか(アセットアロケーション)や、どの制度や金融機関を活用するか(アセットロケーション)

これらの考え方・捉え方は、データとしてみたお金の概念ととても相性が良いのです。

まさに、映画マトリックスやアバターなどの世界観に近い感覚が、今後は当たり前になってきそうです。

 

結局のところ「資産運用があたりまえ」になるには、環境の変化という外圧がないと無理なのかもしれません。

それでも、自分から変わっていく人だけが、新しい時代についていけるのでしょう。

この一連のアプローチは、そのキッカケになると確信しています。

 

卵は内側から破られたときにだけ、命になる

 

残念ながら僕は、一生懸命あたためることしかできないのですけどね(笑)

 

 

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人生有限、貯蓄無限
そのワクワクから、お金が湧く湧く

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