こんにちは。品川~高輪ゲートウェイの間にオフィスのあるFP相談ねっと認定FP、野原です。
「ファイナンシャルフィールド」さんにて記事が掲載されてましたのでお知らせです。
「Yahoo!ニュース」にも掲載されていましたのでご覧ください。
リバランスは儲けたいからするのではなく・・・
我々は勘違いしやすい。
リバランスとは「儲けたいから・損したくないから、という理由でするものだ」という感覚では継続できないでしょう。
これでは、通常のタイミング投資となんら変わりません。
計画的にお金を貯めるペースには個人差があります。
その個人差を自分で見える化してあげることで、毎月いくら積立てして、何を買うか決まってきます。
時が流れ、何もリバランスしていないポートフォリオでは、徐々に当初の計画とリスク量がブレていきます。
それを修正(リスクの再調整)をしてあげるのがリバランスです。
基本的には機械的に、定期的にチェックすれば良いのですが、それでは面白くないというか、現実的ではないというのが筆者の考えです。
なぜなら社会人は等しくビジネスパーソンだから。
従事している仕事は様々ですが、経済・社会の動きと無関係な職業など、おそらくないでしょう。
このブレかたが大きくなるのが、一般的には、世の中で大きな出来事があった時です。
今回はとてもわかりやすいケースで、2019年10月の消費税増税前後では、まさにいったんリバランスしてもおかしくない時期でした。
景気が悪化し始めてから、増税したからです。
つまり、戦後最長といわれた好景気がいよいよ終止符を打つかもしれない、という可能性が高かったわけです。
たまたま当時、ポートフォリオのバランスが崩れていたかどうかは個人差があります。
リバランスを年に数回やるかたもいるでしょうし、数年に1回のかたもいるでしょう。
きちんとリバランスできていたかたは、たまたま追い打ちをかけたコロナ恐慌で、さらに金融商品の口数を増やすことができたはずです。
積立てを始めたばかりだと、ほとんど変化がありませんが、数年たってくるとやはりリバランスは有効になってきます。
筆者も基本的にはほったらかしで良いと思っていますが、世の中が大きく動く時は、ログインしてみて、リバランスの必要な状況であれば、躊躇なく実行するべきと思っています。
そしてえてして、ビッグイベントはビックチャンスといケースが多くなります。
いま世の中で起こっていることを理解することは、仕事と直接関係ないかもしれませんが、筆者にとっては「歴史」や「言葉」と同様に、とても重要なことなんです。
まさに、それこそが生きる知恵、Life Slkillsのひとつだと思っています。
ビジネスもそう、資産運用もそう、いまを一所懸命やったら、なんかうまくいった、なんか増えちゃった、そんなもんです。
とはいえ、なぜうまくいったかは、実は自分が一番よくわかっています。
単純な話です。
地道にコツコツ、正しいと思うことを継続してきた結果です。
いま振り返ると、なんかよくわかんない感じですが、本当はわかっているんです。
安心してください。
「その時」がきたら必ずわかります。
世の中、そんなもんでしょう。
人生有限・貯蓄無限
そのワクワクから、お金が湧く湧く