青山 創星

投資信託を選ぶポイント(続々)

こんにちは、青山創星です。

前回は、
投資信託を選ぶポイントとして
運用の手法(スタイル)のうち
パッシブ運用とアクティブ運用について
お話ししました。

今回は、
バランス型商品について
お話しします。

パッシブ運用の商品を使う場合
リスクを分散させるためには
いくつかのインデックスに連動する
商品を組み合わせて投資する
必要があります。

例えば、
日本株式
日本債券
外国株式
外国債券
といった商品のインデックスに
連動した投資信託に
それぞれ一定の比率で
投資するということをします。

これを分散投資と言います。

しかし、
投資初心者にとっては
これにはいくつかの
難しいところがあります。

まず、
どのような比率で
投資したらいいのか
わからないということがあります。

リスクは少しとってもいいから
リターンの高い可能性のある
組み合わせがいいとか、
逆に、
リスクはあまりとりたくないので
リターンは低めでよしとする。

そんな希望があるはずですが、
その希望に合わせるためには
どのような比率で
組み合わせるのかよくわからない
ということがあります。

また、
一定の比率で組み合わせて
投資を始めて
しばらくたつと、
利益が出ているものと
そうでないものの
差が大きくなってくることが
あります。

例えば、
最初
日本株式30%
日本債券20%
外国株式30%
外国債券20%
で投資を始めたけれど

1年後に
日本株式20%
日本債券20%
外国株式40%
外国債券20%
になっていたとします。

この配分の比率が
変わってくると
この組み合わせ全体の
リスクと見込まれるリターンも
変わってきてしまいます。

そこで、
このような場合には
リバランスということをします。

先ほどの例では、
比率の高くなった外国株式を
10%売って
比率の低くなった日本株式を
10%買う
ということをします。

しかし、
これを自分でするのは
ちょっと面倒です。

そこで登場するのが
バランス型商品というものです。

あらかじめ、
積極的に運用するものとか
安定的に運用するものといった
定食メニューが用意されていて
その中から自分の好きなものを
選べばよいというように
なっています。

また、
リバランスも自動的にやってくれるので
手間がかからず便利です。

ただし、
これにも欠点はあります。

一つは、
定食メニューの中に
自分の好きなものがない
場合がある
ということです。

自分は日本の株式の比率が
もっと低いものがいいと思っても
そういう組み合わせのものがない
というような場合がある
という点です。

また、
一般的には
自分でいくつかのインデックス商品を
組み合わせる場合に比べて
手数料が高い場合が多いという点です。

ただ、
確定拠出年金の中で運用する
商品で選べるものの中には
バランス型商品でも
手数料をかなり抑えたものもあります。

まだ投資に慣れていない方
一人社長のような
忙しい方には
もってこいの商品だと思います。

確定拠出年金を始めたばかりで
まだ様子がよくわからない
という方は
とりあえずこのバランス型商品に
しておくというのもいいかと思います。

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