青山 創星

47一から始めるiDeCo入門~つみたてNISAってiDeCoとどう違うの?

 

創星🌟:こんにちは

アユ🐟:こんにちは

創星🌟:創星です

アユ🐟:アユです。

創星🌟:さあ、もう企業型確定拠出年金は大丈夫かな。

アユ🐟:大丈夫です。

創星🌟:おお~素晴らしい。素晴らしい。

アユ🐟:で、今までね、「iDeCo」(イデコ)のお話をずっとしてきたんですけど、他にも、その、国の税金、何かお得になる制度って他にはないんですか?

創星🌟:そうですね、これ言葉だけはあの、今まで出してきたんだけど、NISA(ニーサ)っていう制度があるんですね。

アユ🐟:ああ。

創星🌟:それから積立NISAっていうのが、来年の1月から始まるんですね。

アユ🐟:うん。

創星🌟:で、その違いをちょっとここで説明しておこうと思います。

アユ🐟:はい。

創星🌟:「iDeCo」っていうのは、まず所得控除っていうので、最初のね、給料から引かれた税金戻ってくるよ。それから生まれた利益の10%の税金を取りませんよ。

アユ🐟:うん。

創星🌟:そして最後、払い出しをするときも税金が優遇されますよっていう制度。

アユ🐟:うん。

創星🌟:で、NISAは何かっていうと、その三つの中の真ん中の部分。利益から20%の税金が取られるんだけども取られないよっていう、その部分だけなんですね。「iDeCo」も同じことなんだけども、その部分だけの特徴を持ったものがNISAなんですね。

アユ🐟:ふーん。

創星🌟:積立NISAも同じですね。そして、ただし、その非課税の利益20%取られないよっていう期間が、

アユ🐟:はい。

創星🌟:「iDeCo」の場合は最長70歳まで、ずっと利益から税金取られないんですね。NISAの場合5年間だけなんです。

アユ🐟:そうなんですね。

創星🌟:5年間。5年経ってからまた、あの継続することもあの、可能なんだけども、とりあえず5年しか出来ない。積立NISAは20年間。

アユ🐟:へえ~。

創星🌟:そういう違いですね。

アユ🐟:はい。

創星🌟:それから、金額の上限っていうのが、「iDeCo」の場合は、例えば公務員だったら1万2千円とか。2万3千円の人とか6万8千円の人とかの人がいるんだけども、毎月々それくらいなんで、一年間でも80万円くらいね。大きくても80万円くらいなんで、そんなに大きい金額じゃないですよね。だけどもそれがずーっと続いていくんですね。

アユ🐟:うん。

創星🌟:ずーっと続いて70歳まで積み上がった金額、どんどん全部非課税になるので、結局凄い金額が非課税になるんですね。

アユ🐟:そうですね。

創星🌟:それに比べてNISAの方は、120万円までなんですよ。で、5年間、毎年120万円非課税の枠が出来て、それが5年間なので、最大で600万円まで非課税。

アユ🐟:うんうんうん。

創星🌟:600万円っていうのは「iDeCo」は1千万円以上の枠が出来るので、「iDeCo」の方が枠は大きい。積立NISAは、一年間で40万円まで。それ20年なんで、40万かける20年で、800万円まで。

アユ🐟:うんうん。

創星🌟:最大で800万円まで。だからNISA、積立NISAに比べて、「iDeCo」の方がその非課税の枠は大きいよってことになるんですね。あと違いとしては、投資が出来る商品が違ってて。

アユ🐟:うん。

創星🌟:「iDeCo」の場合は、投資信託が主だけども預金も出来ますよ。

アユ🐟:うん。

創星🌟:ってことですね。NISAの場合は預金は出来ません。全部価格変動あるものしか出来ない。株とか、投資信託。

アユ🐟:わあ。

創星🌟:だから、ETF(イーティーエフ)って言われる投資信託の中でも、上場されたもの。

アユ🐟:へえ~。

創星🌟:東京証券取引所で売ったり買ったり出来る投資信託ってあるんだけども、それも出来るっていう。

アユ🐟:そうなんですね。

創星🌟:積立NISAは、えー、投資信託とETF。株は出来ない。

アユ🐟:そうなんだ。

創星🌟:株は出来ないですね。しかも、凄く金融庁が、「この投資信託はいいよ。こっちはだめだよ」っていうのを、基準を凄く厳しくしてるんで、選択できる投資信託が凄く少なくなってきている。

アユ🐟:へえ~、そうなんだ。

創星🌟:今の感じだと、まあ、基準を満たしているのは50もあるかどうか分からないぐらい、その中から選ばないといけなくなってくるということですね。

アユ🐟:うん。

創星🌟:ということで、色んな面で違いがあるので。ただし、「iDeCo」は60歳までおろせないよ、NISAとか積立NISAはいつでもおろせるよっていう特徴があるので、短期的な目標で積立をして、お金を作りたいなって時はNISA、積立NISAを使うという。

アユ🐟:はい。

創星🌟:60歳の、老後の資金のためには「iDeCo」を使う、そういう使い分けをしていくといいと思いますね。

アユ🐟:分かりました。

創星🌟:はい。じゃあ今日はそこまでにしましょうか。

アユ🐟:はい。ありがとうございました。

創星🌟:ありがとうございました。さようなら。

 

2018年8月18日(土)岐阜メディアコスモスで「夢ある人生100年時代を生き抜く年金作りと投資法セミナー」が開催されます。

詳細・お申し込みはこちらから

2018年8月18日(土)
13:00 ~ 13:50
「夢ある人生100年時代の年金の知識とお得に自分年金を作る方法」
確定拠出年金相談ねっと代表
山中伸枝(やまなか・のぶえ)

14:00 ~ 16:00
「夢ある人生100年時代を生き抜くためのらくらく投資法」
セゾン投信株式会社​代表取締役社長 兼 CIO
中野晴啓(なかの・はるひろ)

16:00 ~ 17:00
質疑応答、集合写真撮影、書籍販売など

※VIP席の方は前夜長良川で開催される貸切鵜飼い舟懇親会にご参加いただけます。
  お二人の先生方と全国から集まる確定拠出年金相談ねっとの認定FPたちも参加。
  鵜飼いを見ながら食事をし、懇親を深めることが出来ます。
  但し、舟の定員の都合上、こちらの席をご用意できるのは数名様のみとなっています。
  既に残り数席となっており、満席となり次第販売終了となります。
  ご了承ください。

詳細・お申し込みはこちらから

 

関連記事

投資信託を選ぶポイント(続々)
こんにちは、青山創星です。前回は、投資信託を選ぶポイントとして運用の手法(スタイル)のうちパッシブ運用とアクティブ運用についてお話ししました。今回は、バランス型商品についてお話しします。パッシブ運用の商品を使う場合リスクを分散させるためにはいくつかのインデックスに連動する商品を組み合わせて投資する必要があります。例えば、日本株式日本債券外国株式外国債券といっ……
個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金の違い
個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金の一番の違いは、限度額です。個人型が68千円で、企業型が55千円。但し、個人型でもサラリーマンの場合は23千円が限度になります。個人事業主として個人型で68千円の限度まで掛けていた方が、法人成りしたときに個人型のままにしていて、23千円の限度額になってしまったという方がいます。その通り、個人型のままであれば、法人成りする……
玉手箱の創り方(続々々)
こんにちは、青山創星です。前回は、機関投資家と呼ばれる銀行などが投資をするときに基本として使っている考え方を使ってインデックス型投資信託に投資するとリスクの割にリターンの高い投資ができるというお話をしました。でもそのノーベル賞受賞の学者の理論が基になった考え方がそんなにすごいのかまだよくわからないという人もいるでしょう。前回の例はこのようなものでした。100……
53一から始めるiDeCO入門~投資信託でも複利効果はあるの?
  https://youtu.be/5zKzCcNHrTc 創星🌟:こんにちは。 アユ🐟:こんにちは。 創星🌟:創星です。 アユ🐟:アユです。 創星🌟:さぁ、とりあえずこのシリーズこれで最後にしようかなと思ってるんです。 アユ🐟:いよいよ……