こんにちは、青山創星です。
最近外国株式や外国株式オプション取引に興味を持つ方が増えています。
私がトレーナーをさせていただいているBOS(バフェット・オンライン・スクール)の多くの学生の方々もそれら取引を真剣に学ばれています。
外国株式の主要銘柄であれば日本のネット証券でも取引が可能です。
また、日本のネット証券であれば特定口座も使えるのでとても便利です。
しかし、売買益や配当だけではなくプラスアルファのリターンを継続的に上げることにより爆発的な複利効果を狙う一部投資家にとっては、IB証券の口座はなくてはならないものとなっています。
プラスアルファのリターンを継続的に上げていくためには、外国株式のオプション取引が必要になるからです。
外国株式のオプションを使ったCCW(カバード・コール・ライティング)やCSP(キャッシュ・セキュアード・プット・ライティング)といった戦略は、米国の一般投資家の間ではごく普通に行われている取引です。
その専門の学校もあるくらいです。
現物株式の投資と合わせてオプションを使うのがこれら戦略の最大の特徴です。
一般的にオプションの売りは無限大のリスクを負うので一般投資家は触れてはいけないと言われたりすることもあります。
このことは、一面では真です。
しかし、もう一面では偽です。
株式現物の投資に絡めずにオプションの売りをすることは、投資初心者にとっては自殺行為と言えるかもしれません。
それほど怖いものなのです。
銀行でオプションを投資に使っていた私だからそのことは自信を持って言えます。
しかし、株式現物の投資に絡めてオプションの売りを行えば、単純な株式投資では得られないプラスアルファのリターンを比較的低いリスクで継続的に得ていくことができるようになります。
ちょっと例としては適切ではないかもしれませんが、何もないところから富が湧き出してくるような感覚と言ってもいいかもしれません。
プラスアルファのリターンは劇的に大きなものではありません。
しかし、こんこんと湧き続ける泉のようなものと言ったらいいでしょうか。
その泉から少しづつ湧き出る清い水が貯まっていくと複利効果を発揮して、いずれは爆発的なリターンとなって帰ってくるでしょう。
オプション戦略は何十とあります。
しかしそのほとんどは投機(トレーディング)の戦略です。
安く買って高く売り値ざやを稼ぐのです。
これに対して、純然たる投資に使うオプション戦略としては、ヘッジに使うプット売りなどを除けば、ほぼCCWとCSPの2つのみと言えるでしょう。
しかし、残念なことにこの取引は日本のネット証券では取り扱っていません。
日本でこの取引を行うためには、現状IB証券かサクソバンク証券のほぼ2択といっていいでしょう。
IB証券は圧倒的な手数料の安さと超マニアックな様々な取引機能からBOSの学生には最も人気のある証券会社です。
しかし、IB証券に口座を開設するのにはいくつかのハードルがあるのも確かです。
BOSに入学した新入生から毎回毎回同じ質問を何百回と受けてきました。
その質問はほぼ6つほどに集約されます。
そろそろその質問攻めから解放させていただこうと思い、今まで書き溜めてきた記事をQ&A集としてまとめさせていただくこととしました。
合わせて、最近外国株式オプション取引の取り扱いを始めたサクソバンク証券とIB証券の比較についてまとめたnoteの記事もご紹介させていただきます。
それぞれの証券会社にはそれぞれの個性があり、そのどれかを推奨するものではありません。
それぞれの証券会社の個性を十分に理解したうえで自分に合った証券会社を選ぶことが重要だと思います。
そのための参考になれば幸いです。
【IB証券とサクソバンク証券の比較】
●サクソバンク証券で米個別株オプション取引ができるようになりました~サクソ証券かIB証券か迷っているあなたに~
note.com/createstar/n/nb89212e7ac51
【IB証券口座について】
●IB証券での口座開設に必要な投資経験などについて
●IB証券の3種類の口座タイプのどれを選んだらいいの?
●IB証券への送金は円建て送金かTransfer Wiseの外貨送金か?
●IB証券への円の送金はどうやってするのか?
●IB証券で両替(円をドルに換える)するにはどうしたらいいの?
●米国株やオプション取引はどの証券会社がいいの?
(一部の米国株は日本のネット証券でも取り扱いがあるが、個別株オプションは不可)
青山創星