五十嵐 義典

【メディア実績】ファイナンシャル・フィールド「免除・猶予を受けた国民年金保険料、後から納める場合の納付期限は?保険料が高くなることも?」

ご覧の皆さま、こんにちは。

連日「ファイナンシャル・フィールド」(ブレイクメディア株式会社様運営)で、執筆した記事を掲載して頂いていますが、本日もまた新規に掲載して頂きました。

免除・猶予を受けた国民年金保険料、後から納める場合の納付期限は?保険料が高くなることも?」になります。今回は国民年金の保険料についてです。

2020年度の国民年金保険料は月額16,540円になります。収入が少なくてその毎月の国民年金保険料を納めることが難しい場合(新型コロナウイルスの影響の場合も含みます。)は免除や猶予を受けることができます。免除を受けた場合については、その種類に応じて老齢基礎年金の額に反映されることになっています。

免除・猶予を受けた保険料については後で10年以内であれば納付することができます。これが追納制度で、追納すると納付扱いとなり、将来の老齢基礎年金の額も変わりますが、その追納する時期によって納める保険料の額が異なります。本来の保険料の額より加算がされることになり、10年ギリギリで納めるとその分保険料も高くなります。

一方、保険料を追納するとその納めた額はその年の社会保険料控除の対象になります。これにより納めた年の所得税が軽減されることになります。

ただし、追納するためのお金があっても、所得の少ない年に多額の追納をした場合、「所得より控除額がはるかに多くなって、控除できる額、ひいては軽減できる税額が少なくなる。」ということもあります。

追納の意思がある場合、追納する際の加算された保険料額自体だけでなく、その年の所得額も意識しながら追納したいところですね。

関連記事

【メディア実績】現代ビジネス「『年金が減る』と65歳主婦が絶句…年金事務所で言われた『思いがけないひと言』」
ご覧の皆さま、こんにちは。 活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 現代ビジネス(講談社様)で新規記事「『年金が減る』と65歳主婦が絶句…年金事務所で言われた『思いがけないひと言』」が掲載されました。 今回取り上げているのは3号不整合による老齢基礎年金……
【メディア実績】ファイナンシャルフィールド「もしも夫・妻が亡くなったら、いくら受け取れる? 専業主婦の妻を亡くした、会社員の夫の場合」
ご覧の皆さま、こんにちは。 年金というフィールドで、相談業務、教育研修、制作(執筆・編集等)、調査研究という4領域で活動中、年金のポリバレント・井内(いのうち)です(※ポリバレントとは、サッカーで複数のポジションをこなせる選手として使われている言葉です。)。 ファイナンシャルフィールド「もしも夫・妻が亡くなったら、いくら受け取れる? 専業主婦の……
【メディア実績】ファイナンシャル・フィールド「追納してもあまり年金が増えないのはなぜ? 免除期間と年金額の関係」
ご覧の皆さま、こんにちは。 年金というフィールドで、相談業務、教育研修、制作(執筆・編集等)、調査研究という4領域で活動中、年金のポリバレント・井内(いのうち)です(※ポリバレントとは、サッカーで複数のポジションをこなせる選手として使われている言葉です。)。 9月になってからも執筆の活動は続いていますが、ファイナンシャル・フィールドの新規記事「……
【メディア実績】『日経ヴェリタス』2024年8月4日号・53ページ「60代も『厚年』加入『基礎年金』大幅増も」取材協力
ご覧の皆さま、こんにちは。 FP相談ねっと・五十嵐(いがらし)です(※2024年8月以降、五十嵐義典名義で活動を始めております)。 『日経ヴェリタス』2024年8月4日号で取材協力させていただきました。 53ページ「お金を殖やすツボ」の「60代も『厚年』加入『基礎年金』大幅増も」にて、私のコメントを掲載いただいております。 老齢基礎……