こんにちわ、ー家計円満は夫婦円満!ー プレ定年夫婦専門FPの三原由紀です。
2019年8月7日、市川市の公民館主催講座で子ども向けマネー講座を行いました。
参加者は市川市内在住の子どもたち、小学1年生から中学2年生までの14名でした。
夏休みハッピーデーという全3回の講座で、毎年参加希望が多く抽選を行い当選した子ども達が参加できる人気の講座です。
ドローン体験講座などもあり、最終回が「ゲームでお金の使い方を学ぶ」でした。
確定拠出年金相談ねっとの子育てとお金研究会リーダーでもある現役ママ前田FPに地元のママFPを加えた3人で行ってまいりました。
おこづかいゲームとは
おこづかいゲームは、小学生向けにお小遣い帳の付け方や上手な使い方を学ぶためのゲームです。
子ども達は、毎月1,000円のお小遣いをもらって、カードを引いてお金に関わる体験をお小遣い帳につけていきます。その後、自由タイムを設け、買い物をしたり、銀行に預けたり、買いたいものを買えるお金が貯まるまでは手元にお小遣いを置いておく、などなど子どもたちそれぞれが自分で決めて行動をしていきます。
ゲームでは楽しい仕掛けを用意しているのですが、子育てとお金研究会メンバーで小道具など手作りしていきました。
当日の開催風景です。グループに分かれて取り組みました。
自由タイムにお買い物をするコーナーです。ハムスター1,000円は男女関わらず人気でした。
人気のものは品切れになる可能性もあるので買うタイミングも大事ですね^ ^
子どもたちのおこづかい事情ってどうなの?
金融広報中央委員会<知るぽると>が行った「子どものくらしとお金に関する調査(2015年度)」によると、小学生の7割以上がお小遣いをもらっていることがわかります。
毎月定期的にもらっている、など受け取り方についてはわからないまでも、何らかの形で受け取っていることは確かです。
お小遣い帳はつけている?
では、おこづかいをもらった時や使った時にお小遣い帳をつけている子どもたちはどのくらいいるのでしょうか?
前述した金融広報中央委員会<知るぽると>の同調査では、つけなていない小学生は7割以上います。
お小遣い帳をつけない小学生が大きくなり高校生になった時には、8割以上に増えると下の図からイメージすることができるのではないでしょうか。
おこづかいゲームの目的
多くの子どもたちがお小遣いをもらっているけれど、お小遣い帳をつけたことがない、という現状があります。
大人として、そして親として子どもには小さい時からのマネー教育はとても大事だと考えます。お小遣い帳などは習慣化してしまえば歯磨きするのと同じように自然にするようになります。
研究会がお小遣いゲームを行う目的は以下の通りです。
① おこづかい帳のつけ方を覚える
②目標達成までのお小遣い管理を学ぶ
③お金の価値を考える(ニーズとウォンツの違い)
④現金管理と預金管理
多くの子どもたちに楽しみ・遊びながらお金について学んで欲しいと思っております。