こんにちは。福岡の確定拠出年金相談ねっと
認定FPの末次ゆうじです。
2月16日(金曜日)に 福岡県の教職員さんの向けに事務職の方に
iDeCoセミナーを開催 させていただきました。
教職員や事務の方は昨年2017年より、iDeCo(個人型確定拠出年金)に
加入できるようになったため、各学校での教職員に方からの加入や手続き
に関しての問合せがかなり増えてきている現状とのことです。
公務員の方は月額で12,000円が拠出限度額です。
年間で144,000円になります。
各学校の事務職の方が集まっての勉強会で、先生方からの質問などに
できだけ迅速に対応できるようにしたいとのご意向で
このようなセミナーを企画をされたとの事。
事務職員の皆さんご自身も これからiDeCoに加入を検討していきたい!
という方や「加入します」という方もいらっしゃいました。
案内する立場としては、自分自身が加入しておかないと、むしろ加入したい
方もいて、充実したセミナーの勉強会でした。
教職員の事業主証明書はどうするの?
教職員(事務職員)の事業主の証明書は、市町村や学校によって
対応が変わります。
地方公務員なので県の教育庁から証明書をいただいてる学校が
多いかとは思います。
セミナーをさせていただいたところも各学校単位でまとめて
福岡県と郵送でやり取りして証明書をもらっているとの事。
市の教育委員会や各学校単位で事業所登録をすれば時間的には
早く証明書をいただくことも可能ですが、人事異動があった場合は、
その都度、事業所変更が必要になるため煩雑になる場合もあります。
よって、県での証明が基本になるかとは思います。
こんな質問もでました!
◆ 手数料がかかると聞いていますが具体的にはいくらかかりますか?
iDeCo加入時のみ2,777円(1回のみ、金融機関によって変わります)
最安値の運営管理機関(金融機関)で月額164円、高い機関で月額600円以上
また、60歳以降70歳までの間の手数料は、最安値で月額64円から300円、400円前後
かかります。
以下サイトご参考ください。
◆いくら税金が安くなるの?
個人の所得によって変わります。源泉徴収票などで具体的に確認することで理解が可能です。
例えば、年収500万円の先生で、所得税率10%・住民税率10%の場合だと
iDeCoの掛金、月額12,000円を拠出したケースで
年間で28,800円の税金がやすくなり、これが60歳までつづく。
(掛金12,000円で変更なしの場合)
以下のコラムもご参考ください。
◆定期預金で運用した場合、ペイオフはどうなるの?
今まで運用の経験がない方は、元本確保型商品の定期預金で運用をスタートしていく
ことも考え方の一つです。
金融機関が破綻した場合のペイオフについてですが
一金融機関あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます。
ただ、同じ金融機関の場合は、iDeCo以外の方が優先されますので
できれば異なる金融機関が安心です。
◆途中、万が一あった場合どうなるんですか?
途中で加入者本人が死亡した場合は、死亡一時金として年金資産(積立金)が
法定相続人に支給されます。
配偶者、子、両親、祖父母、兄弟姉妹のように順位が決まっています。
また、加入者の方が事前に生命保険と同じく受取人を指定
しておくことも可能です。
アンケートの結果より
参加者23名で、これからiDeCoを検討していく方でした。
運用に関して、リスク(損をする)イメージの方も多く
長期投資や積立投資の考え方などご参考になった方も多かった印象でした^^
これからiDeCoを検討していきたいという方も多かったですね。
また、各学校単位でセミナーや勉強会を開催されるのであれば
ぜひ参加したいや検討していきたいとのお声をいただきました。
併せて読みたいコラム
各学校単位で市町村の理事会でセミナーをすることも可能です。