【FP対談企画第13弾】「離婚」にまつわるお金の話

FP対談企画 確定拠出年金相談ねっとFPが本音で語る VOL.013

離婚があたりまえの時代になったとはいえ、だれにとっても離婚は、結婚時点では「想定外」です。だからこそ悩み、苦しむのが離婚。しかもお金の問題も深刻です。今回は離婚経験のあるFPが赤裸々に「離婚とお金」を語ります。
※当コンテンツは各FPの個人的な感想です。あくまで参考として楽しんで読んで頂けますと幸いです。
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参加者

山中 伸枝山中 伸枝
(やまなか のぶえ)

山中 伸枝のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ 

野原 亮野原 亮
(のはら りょう)

野原 亮のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ

寺門 美和子寺門 美和子
(てらかど みわこ)

寺門 美和子のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ

福田 斉子福田 斉子
(ふくだ ときこ)

福田 斉子のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ

山中 伸枝
じゃあ、始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
一同
よろしくお願いします。
山中 伸枝
今回は離婚経験者、離婚を経験したFPだからこそわかるアドバイスというか、きっとその人に寄り添ったアドバイスってできるところもあるんじゃないのかなって思って、お話を進めていきたいなと思っています。なんで離婚したかは聞かないのでね。個人情報なので。でもやっぱり、離婚っていうのは当たり前の時代なので、考えてる方、いらっしゃるんじゃないかなと思っています。その人たちにも、少しでもためになるというか、役に立つような話ができたらなと思っていますので、ぜひご協力よろしくお願いします。
一同
よろしくお願いします。
山中 伸枝
離婚の状況をお話ししてもらいたんですけど、例えば何年前で、お子さんいた、いない、それでだけちらちらっと言ってもらっていいですか。先に野原さんから。
野原 亮
僕は4年前で子供2人ですね。
山中 伸枝
4年前、子供さん2人。当時いくつといくつ
野原 亮
えー、4歳、、、
山中 伸枝
忘れた?
野原 亮
6歳、3歳。
山中 伸枝
6歳と3歳。まだ小学校上がっていない。
野原 亮
小学校、そうですね、上がってないですね。
山中 伸枝
なるほど、6歳と4歳のお子さんがいた、4年前に離婚した。はい、分りました。福田さんは。
福田 斉子
私も、大体5年前ですね。
山中 伸枝
5年前。
福田 斉子
子供は中学3年生と小学校3年生です。
山中 伸枝
当時中3と小3。上の子は結構多感な時だよね。
福田 斉子
そうですね。
山中 伸枝
男の子でしたっけ。2人とも。
福田 斉子
男の子です。
山中 伸枝
野原さんのほうは、男の子、女の子。
野原 亮
女男ですね。
山中 伸枝
上の方が女の子で、下の方が男の子。寺門さんは。
寺門 美和子
子供はいなかったです。私も5年位前です。
山中 伸枝
あら
野原 亮
ちょっと、ちょっと。
山中 伸枝
5年ていうと、ちょっと時間も落ち着いた感じ。お話しできる?
寺門 美和子
全然大丈夫です。もう笑い話。
山中 伸枝
そうですね。やっぱり結婚するときに、離婚前提で結婚していないから、またライフプランって考えた時に、結婚とか出産とか家とか前向きに、プランするじゃないですか。だけど離婚ていうのはプランニングしないでしょう。私もだけど(笑)
だからこそ凄く難しいし、悩むんじゃないかなと思うんですよね。まあ私はまだ離婚はしてませんけども。やっぱり1人ってことで考えると、いずれはどっかで1人になることもあり得るので、いろんなことをちょっとね、今日は皆さんとお話ししたいんですが。
まず最初に教えてもらいたいんだけども、離婚て、お金は必要?離婚するのにお金がいるか。これもちょっと野原さんの方から教えてもらっていいですか。

山中 伸枝

野原 亮
まあ、離婚した後によくトラブルになるのがやっぱり決め事が曖昧になっちゃうことがあるので、特に弁護士とかを使わない場合は、公正証書を作るケースが多い。
山中 伸枝
ルール文を、公正証書にするんだ。
野原 亮
月に何回会うとか、慰謝料、慰謝料じゃなくて、養育費とかですね。その時に公正証書を作るんだけど、まず直接的にそのお金がかかります。
山中 伸枝
公証役場に行って、やってもらうんですか。
野原 亮
公証役場。
山中 伸枝
2人でいって
野原 亮
まあ、1人で行っても大丈夫だと思うんですけども、2人で行きました。で書類作るときに、手数料が取られます。
山中 伸枝
そんな高くはないでしょう、書類の手数料は。
野原 亮
財産とかに応じて、数万円とかになりますよね。
山中 伸枝
じゃあ、話し合いがスムーズだったら、公証役場の書類代ぐらいで済んじゃうの。離婚は。
野原 亮
離婚は、そうですね。
山中 伸枝
エコノミークラスは、書面を自分らでやって、公証役場でする。
野原 亮
あと、それに伴う引っ越しとかってなっちゃうと、またそれがかかりますけど。
山中 伸枝
そっか、そっか。じゃあ、話し合いがちゃんとスムーズにいく場合だったら、それほどお金はかからないと。引っ越しと、役場のお金がかかるとかって言ってなかった、さっき?
野原 亮
手数料で財産だったか、何かに応じてお金がかかるんでそれだけですね。
山中 伸枝
じゃあ、分割する財産の額に応じて違う。
野原 亮
そうですね。まあ離婚届にはお金かからないですよね。
山中 伸枝
役所の届出はね。24時間OKでしたっけ。
野原 亮
何かポストがあるんですよね。確か
山中 伸枝
離婚のポストがあるんだ。ポストがあって、ポストに書類を入れとけば。
野原 亮
深夜はそうですね。確かそうですよね。
山中 伸枝
じゃあ、まあ、基本的にお話し合いで双方が納得して、お話し合いが決まれば、お金はかからないと。
野原 亮
そうですね。
山中 伸枝
離婚自体には。
野原 亮
離婚自体には、かからないですね。
山中 伸枝
福田さんときには、お金かかりました?
福田 斉子
私は弁護士を頼んだので、その費用かかりました。
山中 伸枝
弁護士費用ね。これもまたわかりづらいというか。
福田 斉子
そうですね。
山中 伸枝
想像できないけども。
福田 斉子
あの、私もその時は、法テラス制度を使ったんですけども、1番最初に相談しに行ったときには、多分どこでもそうだと思うんですけども、30分無料相談とかってされてると思うんですね。そこでどのくらい費用がかかりますとか、これを決める、決めることが多ければ多いほど、お金がかかる。
山中 伸枝
決めることが多ければ多いほどね。決め事というのは何を決めていくんですか。いわゆる養育費。
福田 斉子
そうですね。養育費とか親権とか、あと面会、面会回数。どっちが子供を育てるかどうか。あと今ある財産をどうするかとか。
山中 伸枝
なるほどね、そういう決め事が多ければ多いほど、弁護士代がかかる。例えば弁護士をお願いしようと思ったら目安として心づもりでどのくらいが必要とかあります。
福田 斉子
目安として、難しいですね。やっぱり、4、50万はみといたほうがいいかなと思うんですけど。
山中 伸枝
なるほどね。それって、1番最初に弁護士と出会うっていうのも、一般の方にとってはハードルが高いと思うんだけども、そういった法テラスみたいなものを利用すればいいですかね。
福田 斉子
ただ、私もちょっといろいろ複雑だったので、市役所の子供福祉課に相談事務課とか、相談しに行ってて、弁護士さんを紹介してもらったんですね。
山中 伸枝
なるほどね。じゃあ役所からの相談を受けると言う事ですね。やっぱり精神的にも追い詰められることも多いじゃないですか。やっぱりね。その時に冷静さを失ってしまうと厳しいよね。
福田 斉子
やっぱり誰かに相談できるってあるのとないとでは、全然違います。
山中 伸枝
なるほどね。相談するべきですね。
福田 斉子
べきですね。私もどうしようってなってた時に、友人からすぐ市役所行って相談しなさいって言われたんですよ。それで相談して、親身にしてもらったので、弁護士さんを紹介してもらったという形になります。
山中 伸枝
友達同士で言うのもいいけども、1歩進むんだったらやっぱり専門家。
福田 斉子
そうですね。
山中 伸枝
なるほど。寺門さんは、大変だったんでしょう。
寺門 美和子
はい。ものすごい大変でした。あの個人的なこともあるので、すべてはお話しできないんですけど、もちろん弁護士さんもお願いしましたし、あと、今私は夫婦問題カウンセラーをやっていますが、夫婦問題カウンセラーの生生にもご相談しました。あとそれなりに調べることだとかもお金がかかりました。弁護士さんも、私の場合は裁判が全部で、調停裁判が4つ重なったんですね。なのでその費用はかなり。
山中 伸枝
裁判費用は折半。
寺門 美和子
裁判費用はそれぞれ弁護士さんを。
山中 伸枝
あ、そうか。
寺門 美和子
1人の方に頼むわけではないのでそれぞれにかかります。案件によって、むこうと違う案件をその裁判でやってしまったんですね。そうするとその専門分野に詳しい弁護士さんを別途お願いしなきゃいけないので、そこの費用がかかりますし、私も今逆にカウンセラーとしていろいろな方のご相談をするときに、弁護士さんにはパイプがあるんですけども、大体着手金で15万から30万円位が相場だと思います。
山中 伸枝
なるほどね。そうかで、調停って何年かかったんでしたっけ。
寺門 美和子
調停は、私の場合はすぐ終わって、すぐ裁判になって。これはとても珍しいケースで、長い方で調停で1年以上かかります。でそこからまた裁判になるんですけども、やはりその主張、争っている争点によって、裁判の期間も、費用もあと費用も財産の金額も変わってきますね。
山中 伸枝
なるほどね。調停とかいろんな裁判とかあったときに、手続きをしている間も生活をしなきゃいけないわけでしょう。
福田 斉子
そうですね。
山中 伸枝
そういうお金の工面て、まあ働いて、それぞれお仕事をしていれば、生活費、仮にいろんな家庭ってあると思って、ご主人さんのお金でやりくりをしているような、奥さんの場合だったら、どうしたらいい。
福田 斉子
相当大変だと思いますね。やっぱり一応離婚になるまではご主人から生活費をもらえるっていう決まりはあるやるんですけども。それがまた決まるまでっていうのもありますから。やっぱり何かしらお仕事をしてないと、自分1人でも食べていけなくなっちゃう、あとはよっぽど実家が理解があって、住まわせてもらえるとか。

福田 斉子

寺門 美和子
そうですね。ご実家の存在は大きいですね。
山中 伸枝
ましてや、これはお子さんを連れて帰らなきゃと言った時に。
福田 斉子
やっぱり実家の手助けがないとなかなか厳しいものがあるかもしれないですね。
山中 伸枝
1人だけアパートにってわけでもないでしょうしね。
寺門 美和子
そうですね。あと気をつけた方が良いのは例えば自分が結婚する以前と実家の状況が変わってるって言う事なんですね。
山中 伸枝
年齢も変わってるし経済環境も変わるよね。
寺門 美和子
変わってますし、あと例えばもちろん男の兄弟がいらして、それがお嫁さんが入ってたりとかっていうと、一緒に同居してなくても状況変わってくるので、ものすごく気を使われる場合もありますし、あとはご兄弟が結婚をしていない場合でも、やはり自分が出ていった後の実家というのは、もう様子が変わっているんですね。両親も歳を重ねて。
山中 伸枝
そうだよね。
寺門 美和子
なので、私は安易に実家に戻れるから大丈夫ですっていう方が多いんですけども、カウンセラーとしてものすごく話し合います。
山中 伸枝
確認したほうがいいよっていうことだよね。
寺門 美和子
そうです。
山中 伸枝
本人さんが、いいと思ってても、そうすると離婚にたどり着くまでの、離婚自体には、うまくいけばそんなにお金かからないかもしれないけども、時間にかかるコストは考えとかなきゃいけない。
福田 斉子
いけないですね。
山中 伸枝
ただ離婚の前にも、やっぱりお金は必要だよっていう事ですね。そうだよね。じゃあ離婚の後、結構お金かかってるの?個人情報聞きませんと言いつつ聞いてるけど。
野原 亮
養育費自体はそんなに払ってないです。僕の場合は生命保険を考慮して、設定したので、それ入れると普通位だと思いますね。
山中 伸枝
生命保険と言うのは。
野原 亮
例えば終身だとか、教育費とかにあてようと思っていた保険を、養育費代わりに組み込む、養育費に組み込んじゃう。
山中 伸枝
お子さんを受取人にしといてとかっていう話?
野原 亮
はい。
山中 伸枝
ああ。そうかそうか。そうすると万が一のときにはそれがちゃんとお子さんに行くから、養育費代わりというような。
野原 亮
もちろんちゃんと養育費は払ってるんですけども、そういう、まあそこら辺は、いろいろケースバイケースだと思うんですけど。
山中 伸枝
なるほどね。養育費ってそれぞれだと思うんだけど、相場ってあるんでしたっけ。
福田 斉子
あります。
山中 伸枝
どれくらい。
福田 斉子
2人の収入を照らし合わせて一覧表があるんですね。それがちょうど重なったところ、がその方の養育費って出すんですけども、調停とか、裁判では。あと2人で話し合うと、もう全然金額がまちまちになってきますね。個人差が。
山中 伸枝
でも養育費っていうのは、イメージでいうと数万円というイメージなんだけど、4、5万とか。
寺門 美和子
もっとあります。
山中 伸枝
もっとある。
寺門 美和子
年収によっては。例えばなんですけども、ご自身がとても年収が高くて、奥さんが専業主婦の場合はもっと大きい金額が出てきます。
山中 伸枝
生活できないもんね。で子供さんが何歳まで。
野原 亮
えーと18。あれもいろいろ設定できるんですけども、僕の場合は20歳まで。
山中 伸枝
20歳まで、20歳までね。
野原 亮
18とかっていうのもできるんですけど。
山中 伸枝
お子さんは養育費もらっている?
福田 斉子
もらってないです。
山中 伸枝
なるほどね、そうすると、全部自分でってことになるもんね。
福田 斉子
うちは調停では決めたんですけども、全然もらってないです。
山中 伸枝
あるある。
福田 斉子
そうですね。多いですね。ただ関わり合いたくないから、請求はしてない。
山中 伸枝
それもあるある。
福田 斉子
よくある。
寺門 美和子
福田さんはもうご自身で、稼げる方だからいいですけども、福田さんのような方は稀で。
山中 伸枝
稀でしょうね。
寺門 美和子
離婚をするって決まってから、結婚をするっていうよりも、やはりご自身に稼ぐ力がない場合は離婚はやめたほうがいい。
山中 伸枝
キーワードですね。稼げてないと厳しいよね。
寺門 美和子
厳しいと思います。
山中 伸枝
取り決めをしてもそれはもう必ずしも実行されるわけでもないし、その話を聞きますよね、公正証書取っても法的に何かいけないんですか。
福田 斉子
あの、差し押さえとかできます。10年間。取り決めしてから10年間の間はできるんですけども。やっぱり例えば相手の方が職を変えたりとか、引っ越しちゃったらわかんなくなっちゃうというのもありますし、今なんかあんまり詳しくないですけども、裁判すれば相手の口座を確認することができるという制度が、何かできたらしいですね。
山中 伸枝
資産状況見るってことね。
福田 斉子
それをやるのはやっぱりまたお金かかりますし、時間もすごくかかるから、やっぱり諦めちゃう人が多いですね。
寺門 美和子
見れないところも多いみたいですよ。
山中 伸枝
なるほどね。
寺門 美和子
あんまり、銀行さんによってはみれる銀行もあるんですけども。
福田 斉子
でもできるようなった。
寺門 美和子
それはいつですか。そうですか。
山中 伸枝
色々変わってるかもしれない。
寺門 美和子
そうですね。私の聞いているケースでは、ごめんなさい。それは去年なんですけども、弁護士さんにお願いしたけども、見れない。
山中 伸枝
ああ、なるほどね。
寺門 美和子
みずほとかは見れるみたいですけども、銀行さんによっては。
山中 伸枝
そうか、そうすると、これまでお話の中で、離婚する前、離婚するときの話と、離婚する直後の話なんだけども、その後の生活費で考えると、子供が2人いますよね。養育費とか特に前のご主人からもらってなかったですっていったら、全部の家計を1人でいわゆるシングルマザーですよね。ここは、その前に仕事があるから、福田さんは、なんとかやってきたって感じ。
福田 斉子
そうですね。やっぱり仕事があったからやって来れたっていうのもありますけれども、私の場合ちょっと色々あって、3回引っ越してるんです。なので、一年ちょっとの間で、軽く200万円位飛んできましたね。
山中 伸枝
離婚する前にお金の勘定はやっぱりした。
福田 斉子
してなかったです。
山中 伸枝
しなかった。
福田 斉子
そういう状況ではなかったので。
山中 伸枝