【FP対談企画第17弾】年代別の本音トーク
ファイナンシャルプランナーへのご相談は様々ですが、年代別の傾向というのがやはりあります。今回は30代、40代、50代のご相談が特に多いFPが、それぞれの特徴をお話します。読者のみなさんも共感できるところも多いのではないでしょうか?
※当コンテンツは各FPの個人的な感想です。あくまで参考として楽しんで読んで頂けますと幸いです。
【Youtube】FPが本音で語る!【第17弾】年代別の本音トーク
参加者
山中 伸枝
(やまなか のぶえ)
山中 伸枝のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
塚越 菜々子
(つかごし ななこ)
塚越 菜々子のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
高野 具子
(たかの ともこ)
高野 具子のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
三原 由紀
(みはら ゆき)
三原 由紀のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ

- じゃあ始めます。よろしくお願いします。

- よろしくお願いします。

- 今回はFP相談って、いろんなお客さまが来られるわけなんですけども、どうしても年代別な特徴って、あるのじゃないのかなと思ってまして、また、私もそうなんだけど、だんだん若いときのお客さまが、自分と共に年齢が上がってって、どうしても似た感じの年齢のお客さまが、共感ってこともあってね、多いのではないかなと思って、今日は30代、40代、50代のご相談が多いFPに集まっていただいて、それぞれの特徴をお話ししてもらおうかなと思います。若干年齢が分かってしまうというリスクもありますけれども、その辺りは、気にしないでいきたいと思います。
じゃあ30代のご相談が多い塚越さん、ちょっと自己紹介もかねてお願いします。

- はい。私は共働きの子育て世代を専門に、年間200回ぐらいの家計相談を受けている塚越菜々子と申します。
私ぐらいの年齢で一番多いのは、やはり教育費、目の前にある教育費を一番心配してる方が多いですね。あとは、具体的に何が心配っていうよりは、これでいいのかなっていうのがやっぱりすごく根強くあって、共働きの世帯なので、基本的にはお金がないってことは、ほとんどないんですね。何となくたまってるんだけど、要はゴールが分からない。何にいくらためたらいいのか、ちっとも分からないので、使うたびに、このお金こうやって使っちゃって大丈夫なのかなって心配してる方々、すごく多くいらっしゃるなっていう実感があります。

- 30代ね。確かにお母さん業も、主婦業も、まだ何年生って感じだもんね。3年生、5年生みたいなね。なるほど、なるほど。分かりました、 30代ですね。
では40代いきましょう。

- 私は、40代のDINKSの方を対象にしたFPとして勤めております、高野トモコと申します。
なぜDINKSかっていうと、私自身が子どもがいないというところがありますので、やっぱりママさんとはちょっと状況と環境と、あとはあまりママさんの気持ちが、私自身もあまり分からないというところもありますので、ママさんというよりも、どちらかというと子どもがいない世帯で、これから老後に向けてどうしよう、どうやっていこうか、子どもがいないということは、いつか子どもに頼れないっていうところの心配があるんですよね。なので、そこに対して、私も同じ立場でお手伝いをさせていただいているというところです。

- 40代で結婚される方も、今多いですしね。

- はい、私もほぼそうでした。

- ほぼ40代ですか。

- はい、ほぼ40代。

- なるほどね、分かりました。
では50代代表。

- プレ定年夫婦専門のFPの三原ユキと申します。私は、30代、40代はちょっとありまして、50代ですと、主に会社員世帯の専業主婦の家庭でお子さんがいて、既に子どもは、もう大学生とか、そろそろ巣立ちそうだというところで、お悩みとしては、何となくきたけれども、老後、どうしたらいいのかとか、そこら辺の、ちょっと本当にこのままで大丈夫なのかなっていう、人生100年時代って言われているので、60になっても。

- まだ残り半分あるのでね。

- ですから、ここで家計も夫婦関係も、全て含めて見直していこうよという感じで、やらせていただいてます。

- はい、分かりました。そうですよね。50代だと、比較的専業主婦家庭も、まだまだいっぱいありますよね。30代、お勤めの方ってことでおっしゃったけれども、50代まだ、専業主婦家庭多いよね。

- そうですね。私たちって、バブルを経験していて、親の世代も、考え方っていうのも、結構継承してきているので、結婚したら家庭に入るみたいな、そういう年代がまだまだ多いですね。

- 確かにそうですよね。クリスマスケーキの時代ですからね。

- そうですね。

- 本当そうなんですよ、知らないでしょ(笑)。24ぐらいで結婚しないとねっていう。24過ぎたらクリスマスケーキ売れないでしょ。

- そうなんだ。

- 今で言うパワハラですよね。?大きなお世話(笑)だから、24ぐらいでお勤めをやめて、結婚して、第1子が26歳、30ぐらいで第2子みたいな家庭多いですよね。

- そうですね。

- そうすると、50ぐらいで、もう子どもたちが巣立ってっていう年代多いですね。なるほど分かりました。
塚越さん、教育費って、お話をされてたけども、多分、お子さんもまだ小さい方多いですよね。

- そうですね。小学校低学年ぐらいの方が、一番多いかな。中学生になると、もうかなり慌てて駆け込んでくるっていう。

- そうですよね。小学生ぐらいだと、お稽古事と、いわゆる教育資金のためどきって一緒に来るから、どっちを優先していいのかって感じもありますよね。

- そうですね。そういうのもやっぱり、教育費はかかるってことは、みんな分かってるんですよね。で、大体みんな、大学に進学するって思ってるんですよ。だけど、じゃあいくら準備したらいいのっていうのが分からないのと、やっぱりちまたの情報がばーっと入ってくると、一人1000万よって、さらっと書いてある。でも、そうやって言われちゃうと、ちょっと途方もないように思えちゃって、思考停止みたいな。結局、手が付けられず、泣く泣く、日々余ったお金は、お稽古に取りあえず回っていっちゃうっていうことが多くて、そこら辺は、もうちょっと具体化していくっていうサポートが、やっぱりすごく多いですね。今月レベルに落とし込んで、ためられるかどうかっていうのを判断していく。

- 具体的な計画がね。

- そうですね。

- なるほどね。1000万って言っても、かかりどきは違うもんね。

- そうなんですよ。

- 大学のときに1000万使うわけじゃないからね。

- そうです、そうです。

- お稽古って、結構皆さんされてますか。

- されてますね。一人当たり二つはしてて、上手にやってる方は、一つは公民館とかでやってるようなものを選んでるんですけど、何も考えずに、周りに合わせてやっていくと、一つ七、八千円は最低かかるので。

- ね、しますよね。

- 子どもが3人いたら、もうお稽古だけで、それこそ7万円っていう方、小学生で、子どもに7万円かけてしまうと、いくら共働き世帯と言えど、3人分の大学費用を同時に捻出するのがやはり厳しいんですよね。で、教育費だけになってしまうんです。できたとしても。

- 精いっぱいになっちゃってね。

- そうなんです。そうすると、やっぱり他にかかるお金があるんだよってことを、きちんと説明して、今のそのかけているお金が適正かどうかっていうのを見ていただくっていうことが、やっぱり多いですね。

- じゃあ一つの誤解は、教育資金は1000万っていうことに捉われちゃって、具体的な計画に落とし込めない。大学資金として、いくらぐらいをっていうのは、大体お話しされてますか。

- 文部科学省の出してるデータをお見せして、学校に実際に払うお金はこれぐらいなんですよっていうのと、それ以外にかかるお金がありますよねっていう表をお見せしてるんですけれども、学校外のものも含めると、国公立の大学で4年間で大体450万ぐらい。私立文系になると630万円、私立の理系になると790万円ぐらい、学校内、学校外も含めてかかるんですよっていうのをお見せしてるんですけれども、それを全て大学1年のときに用意する必要もないものですし、そもそも、親が全て準備しなければ失格なわけではないよっていうのを、お伝えしてますね。


- そうだね。若いときって、親としての理想もあるし。

- そうですね。

- 子どもに対する期待も大きいので、可能性にかけたいっていうのはね。コスパがどうかというよりも、可能性ってありますよね。なるほどね。
それ40代になってくると、特にDINKSになってくると、意外とどうですか。遅くに結婚したからと言って、貯金があるわけではないみたいなことってありませんか。

- そうですね。どの家庭も。ただ結構多いのは、共働きの方がやっぱり多いので。

- DINKSでね。

- はい。ご主人のお給料で生活費を主に出していて、私の分は、貯蓄の方に回してますよっていう人は、結構やっぱり多いイメージですね。

- なるほどね。でも、40代ぐらいになると、お仕事も結構忙しいだろうし、二人で家計の管理って、DINKSになるとどうなんだろう。お財布は別々って感じが多いですか。

- 結構半々なイメージですね。一緒にされてらっしゃる方も、どちらかというと、共通の口座を作って、そこにいくらずつ入れていってっていうケースもあったりしますし、完全に別でやってますよっていうケースもあって、大体半々ぐらいのイメージですね。

- 割と、趣味とかにもお金使ってる方が多いですか。

- 多いですね。やっぱり女性の方ですと、ヨガに行ってみたり、男性の方ですと、もう付き合いでゴルフがあったりですとかは、やっぱり定番が多いですね。

- どちらかというと、子どもさんがいるとね、時間軸として見えてくるでしょ、タイマーみたいなもんだから。子どもがどんどん成長するにあたって、あ、これやんなきゃいけないなってあるけれども、大人二人だけの空間って、意外と時間の流れが分かりにくいところがあるんじゃないかなと思うんだけど。

- そうですね。結構、子どもがいないというところで、私自身もそうなんですけれども、あとじゃあ、自分が何を考えていくかっていうと、周りのママさんとか見てると、やっぱりお子さんに対して、ものすごく真っすぐ見ているところがあると思うんですが、私のような立場になってくると、どちらかっていうと、自分のことを主に考えていくところがあるので、どっちかっていうと、先はママさんとかに比べると、考えるケースっていうのが多くなってくるかなと思っています。割と、意識の高い奥さまが多いイメージですね。

- なるほどね。先ほど話した教育費だけになっちゃうところから考えると、もう老後みたいなこともしっかり考えてる方が多いですよね。

- そうですね。視野は結構広く持ってらっしゃる方も、いらっしゃいますね。

- 割と資産形成には前向きな感じですか。

- はい。割と、なぜそうなってくるかっていうと、子どもがいないってところもありますけれども、自分が老後になったときに、旦那さんが倒れちゃったら、誰も面倒を見てくれないっていう、やっぱり心配感が大きいところがありますね。自分で一人になっちゃったらどうしようっていうところも不安。そこに対して、やっぱり現役のうちに、一から準備していかなきゃっていう危機感っていうのは大きいですね。

- なるほど。頼れないというようなイメージが強いですね。なるほどね。
さあ50代、プレ定年ということなので、プレ定年のちょっと定義を、もうちょっと教えてもらっていいですか。

- プレ定年ですね。これから夫婦二人で、60。定年っていう概念も、今65までとか70までっていうふうに言われてますけど、実際の場合、企業によっては53歳で役職定年になったりとか、そういった制度がありますよね。プレ定年の意味は、やっぱり50代って感じですかね。

- うちを例にするのはあれですけれども、会話がない。ふだん。ないので、多分夫の会社はどうなってるかとか、意外と知らない奥さんも多いんじゃないのかなと思うんですけど。

- そうですね。夫が何歳まで働くのか、定年なのかっていうのを把握していない奥さま方は、かなりの率でいらっしゃいますね。

- 死ぬまで働くんじゃないかなみたいな。

- そうですね。できれば長く働いてほしいって思っているけれども、50代忙しいじゃないですか。会社員、夫も。なので、何となく聞けないし、結婚して30代ぐらいで結婚して、夫婦をもう20年以上やってると、そこら辺を聞いても、なかなかさっきコミュニケーションがって。コミュニケーションの部分でも、やれやれ、じゃないけど、ちゃんとまともに対話にならないみたいな家庭は多いですね。

- 要は、会話として成り立つトピックスなのかどうかを、あらかじめ察知してから聞きますよね。

- そうですね。

- イエス・ノークエスチョンは聞くけど。

- ええ。で、そこら辺をど真ん中で直球で聞くと、向こうも身構えてくるじゃないですか。

- 何をリサーチしてるんだ、こいつみたいな。

- 俺をいくつまで働かせるつもりだ、とか。そういうような年齢、ご夫婦の力関係というか、微妙に関係してくるので、なかなかそこら辺を腹を割って話すっていうような感じにならないのかなという。

- 確かにね。20年、30年って時間がたってますからね。

- そうですね。

- でも大事なことは、30年前と会社の制度も変わっているじゃないですか。退職金のイメージも違うじゃないですか、結構。

- 全然違いますね。私の場合なんですけれども、本当は14年前に企業型の401kってまだ言われてる時代に導入になったんですね。ですから、401kになって、そこがまた、ちょっと複雑で、そこが401kになったのは、3割部分で、残りの7割は確定型。

- DB(確定給付企業年金)ね。

- DB。で、DB、CBがあって、で、ちょうど4年前に100パーセント401kになったんです。ですから、そのたまっていた確定のDBの部分が一体いくらなんだろうっていうのが、わが家の大問題で。

- 大問題で。

- はい。大トピックで、そこはやっぱり大奥のように、夫の会社の中の制度なので、なかなか私が見たいと思っても、奥さんが見たいと思っても、見れないんですよね。

- いや、本当そうなのよね。

- ですけど、うちの場合は家計は私は担っているので、その夫の会社の、これ言っちゃっていいんですかね。イントラネットに。

- 不正アクセス?

- 不正アクセスして、一体いくらたまっていて、どういうふうになってるのかなっていうのを、最近リサーチして、情報ゲットしたところなんですけれども。

- でも、情報をちゃんと開示して、家計として見てくって、でも大事ですよね。

- そうですね。特に私たち50代は専業主婦が多いので、結局家の中からでも、資産管理とか、夫は忙しいので、夫に代わって全て専業主婦である妻が、老後の二人のまるっとした資産管理とかをすれば、だいぶ家計的に改善されるんじゃないかなと思って、私は奥さまメインにお話ししてるんですけれども、やっぱりご相談に片方だけいらしても、なかなか解決、夫ブロックっていうんですか。

- 夫ブロックね。なるほどね。

- そんなところもあって。ご夫婦二人でいらっしゃると、ぱっと決まって進むんですけれども、どちらか一方だと、夫ブロック、よく嫁ブロックとかっていう言葉もありますけど、なかなか帰ってから話しても、理解してもらうのが難しいとか、そういうのはありますね。

- なるほどね。FP相談の中で、結構この、ブロック系は、結構ハードルですよね。

- そうですね。

- 30代は、やっぱりブロックは。

- あります。

- 結構ありますか。

- あります。

- どういうブロックが多いですか。

- そもそも、妻のことを信用してないっていうことも多いです、まだ。

- 本当ですか。

- そうですね。意外にないかなと思いきや、今まで別々にやってて、女性が必ずしもお金の管理が得意とは限らないので、急に不安になるのって、どっちかっていうと女性で、感情的に不安になって、急にどうなってんの、どうなってんのって夫に言い出すと、夫の方は疑われてるって思って、ぴしゃって閉めるっていうケースがやっぱり多かったりとか、あと、とにかく不安なのよ、だからもっと節約しないといけないのって言われると、ご主人側は、俺の稼ぎが少ないっていうのかって始まっちゃうんですよ。

- なるほどね。

- それは、その女性側にも、やっぱり話し方に問題があるので、どうしてそうなのかを、きちんと数字でお話ししないと、男性陣にはますます受け入れられにくいしっていうふうに、やっぱりお伝えしてる方が多いですね。

- 夫ブロックですね。

- 信用されるだけの情報を、奥さま側が提供できるのかっていうのを、私は大事にしてて、夫婦で来てくださると、やっぱり早いんですけど、どうしても女性の方が早いんですよね。

- 最初の相談はね。

- そうなんです、そうなんです。なので、奥さまが、ご主人にきちんと説明できるだけ情報を持ったら話してくださいねって、やっぱり言う。あわてて夫の方の情報を知りたがったり、お小遣いをどうするのって始めないでくださいね。これだけ結構口酸っぱく言いますね。

- なるほどね。やっぱり感情が先に立っちゃうと駄目だよね。

- そうなんです。

- じゃあ具体的に、うち赤字なの?とか、いくら赤字なの?とか、じゃあそれに対して、いくらためなきゃいけないの?っていう、作戦最初に立てとかないと、話が合わなくなっちゃうもんね。

- 合わないですし、きちんと、案外情報を出した上で、いくら必要なんだよって言うと、男性側のほうが張り切るんですよね。じゃあこうしよう、じゃあこうしようって、次々に出してきて、すとーんってたまるケースはやっぱり多いので、そこの作戦が結構要るんじゃないかな。

- 家計としての目標は一緒だから。

- そうなんですよ。

- あとは、筋道はどうなのかっていうふうにね。なるほどね。
でも、DINKSの場合だったら、割とお話し合いができているようなイメージはあるんだけど、どうだろう。

- そうですね。例えばですが、保険を考えるときなんですけれども、夫婦での価値観っていうのを、お金のことをそこで初めて話すっていうケースがあって、実はふたを開けてみると、あれ、そんなこと考えてたのっていう違いっていうの、結構ありますね。

- あるあるですね。

- 割と、そこは本当に個人個人で違うなっていうのすごく実感してまして、例えば、ご主人の方は、いや、ちょっと将来心配だから、もっと僕がもし万一のことがあったときに、子どもたちのこととか本当に頼んでおきたいから、もっと残しておきたいっていう人もいれば、いやいやいやいや、俺のことを殺す気かみたいな方もいらっしゃったりして、奥さんもそうですね。割と奥さまも、のんきに考えているというか、いやいやそんな死なないでしょうっていう楽観的な方もいらっしゃれば、いやいや、こんなに子ども抱えてるんだから、あなたに何かあったらどうしてくれるのよって方もいらっしゃったりするので、結構まちまちですね。ごめんなさい、ちょっとDINKSとちょっと離れちゃいましたけれども。
DINKSの方の場合ですと、割と奥さまが自立してらっしゃる方っていうのが、結構いらっしゃる。


- 経済的にね。

- ので、どちらかというと、毎日のことっていうのが、老後っていうところに対して心配されてる方っていうのは多いところではありますね。ただ、そこを結構よく話し合われてるご家庭なのかなっていうところと、いやいや、ふだんからそんなに話してないな、この家族は、お二人はっていうのは、すごい感じるところです。

- お話をするっていったときに、表面的な会話の量と、どんだけ深く話してるかっていうのは、やっぱり違いますもんね。

- そうですね。

- でも、お金のことをきっかけに、価値観が見えるっていうのはあるかもしれないですね。

- ありますね。そんなこと考えてたんだっていうところは、お互いに結構びっくりするケースっていうのがあるかなと。

- お二人で来られると、そこで始まるってことがありますね。

- なるほどね、けんかみたいになっちゃう。

- そうなんです、そうなんです。

- うちは会話少ないんだけどね、プロジェクトなので、家計プロジェクトなので、書類で行き交いしてるので、しっかり目標管理はちゃんとしてる。やっぱりそういうところでやっていかないと、子どもが学校に行く、どうするとか、教育どうしようとか、そのためにこのお金を置いときたいっていうのは、やっぱりメールなんかで、うちはやり取りしてるね。決算報告じゃないけれど。会話はないから。企業みたいな感じ。プロジェクトだと思ってるので。一つのプロジェクト。
でも、プロジェクトで考えたときに、一つの区切りとして子育てが終わっちゃうと、もう一つプロジェクトを立ち上げなきゃいけないっていうのは、ありませんか、50代。

- やっぱりそれこそ、最近の、人生100年って言われて、子育てが終わってからも。

- まだあるから。

- そうなんです。まだあるので、そこは50代は結構想定していなかった部分なので、そうですね、30代、40代は新しい価値観、新しい働き方なんですけど、50代は結構エアポケットというか、60代以降は、もう逃げ切り世代って言われていて、そこに取り残されてしまった、ガラパゴスみたいな。

- 結構、50代問題ってありますよね。

- ありますね。

- 確かにね。やっぱり30代、40代って、子育てとか、それこそ家とか、目の前の課題がやっぱり大きかったので、それに向かって解決をしていこうっていう協力体制ができてるけれども、終わっちゃうとちょっとね。

- そうですね。ただ、それこそバブルを経験してきて、親の世代なので、家もどんどん買い替えていって、右肩上がりだったじゃないですか。だから、その法則ができたんだけど、結構大きくローンを組んでしまって、気が付いたら、人口、少子高齢化で、それこそ空き家問題とか出てきていて。

- 空き家問題とかね。

- 結構、住宅ローンをそれこそ60歳で完済する人もいるでしょうが、70歳ぐらいまで住宅ローン組んじゃってる人たちも、かなり。

- いらっしゃいますね。

- いらっしゃいますね。

- いらっしゃいます、いらっしゃいます。

- しょってるものが結構大きいので、昔の時代の価値観を引きずっているので、そこで結構、不安が大きい方もいらっしゃいますね。

- やっぱり見えてきてなかったお金の問題っていうのが、やっぱりあるのかなとは思うんですよね。うちも、最近のもっぱらの話題は、これからどこに住むのか、あと親。親についての話が、話題が上がって、そこはもう一つ明確な金額的な設定が、親のことだと、特にちょっと分かりにくいかなっていうところありますよね。
家なんかは、皆さん持ってる方多いですか。

- 持ってらっしゃる方は、割と多いですね。やっぱり住宅のローンの金利が下がったっていうところがあって、そこで買われてらっしゃる方っていうのも多かったですね。

- じゃあ、結構借金はありますか。

- そうです。だからそこも、二人で返せる目途を一緒に立てていくっていうところを、よくお話をしていて、まずは金利が、だいぶ前だと高いのに入られてらっしゃる方もいるので、そこはちょっと見直ししてった方がいいんじゃないかっていうご相談もさせていただいてますね。

- 例えば30代だったら、教育費もあって、実際には老後のことも、実は考えていかなきゃいけなくて、人口から考えても、所得代替率は多分減っていくから。

- 50パーセントぐらいかもしれないですね。

- 50パー切るだろうね。っていったときに、その辺の目標設定っていうのは、どういうふうにアドバイスされてるんですか。

- 基本的には、年金定期便お持ちいただいて、そんなに年金もらえないよねっていうのを、数字でまず見てもらいますね。子どもが小さい世帯っていうのは、子どもにかかってるお金って、そんなにまだないんですよね。そうすると、じゃあこの今の家計の中で、子ども費用除いたのが、二人で暮らすお金の感じじゃないですかって。それの金額と、年金もらえる試算の金額を比べていただいて、足りますかねっていうのを、まず実感していただきますね。そうすると、退職金があれば、それを充てることはできるけれども、まずその制度知らない方が多いので、知らない、分からないだったら、絶対たまりませんよねっていうふうにはお伝えして、ざっくりの金額を出して、割っていってもらうんです、自分で。本当に遠いので、私たちにとっては。具体的に試算することが難しいので、じゃあ仮にこれくらい必要だったら、今、ひと月いくらぐらい足りたら間に合うんですかっていうのを、まずお伝えするんですよね。
それと一緒に、老後をなしにすることはできますかっていうご質問をするんですよ。じゃあ私は60になったら死にますっていうのは、なかなかやっぱり難しいことですし、お金がないから65になるの5年待ってくださいって言って、待ってもらえますかねって言うと、ほとんどの方は当然無理ですよねって言う。そうすると、貯蓄の目標で老後費用っていうのは、真っ先に削ってはいけないものですよねって。それを出した上で、他に住宅や教育費用がどれぐらいかけても大丈夫なんですかっていうのを、月レベルで出さないと、なかなか3000万、4000万。住宅が3000万、教育が何千万って言われても、ちょっと分からないので。

- 思考停止ですね。

- そうなんです。ひと月レベルで、じゃあ手取りがあって、教育費と老後費用と、住宅もそれこそやっぱり35年のローンを当たり前のように組んでしまうので。で、結構、晩婚が進んでるんです、やっぱり30代でも。そうすると、30代とか40代入ってから住宅ローン35年組んじゃうと、75ですよねって。定年60だったら、10年は繰り上げ返済が必要ですよねって形で、やっぱり割って、毎月に落とし込んでいってあげると、生活の大きさが収入に見合ってないってこと、そこでやっぱり分かるので、そこから気付いていただいて、で、晩婚が進むってことは、教育費が終わってから、じゃあ老後のことをやろうっていうのは、もう間に合わないんですよってことなんです。

- 時間がないもんね。そこからね。

- 5年ぐらいでは無理なので、そうすると、薄くてもいいから今から老後の分を、少しずつやってく必要がありますよねっていうのを伝えて、そこに併せて生活のお金の使い方を見ていただくっていうふうな手順にしてます。

- やっぱり見える化ですね。

- そうですね。

- 家計の見える化だね。将来のことを考えてっていう。
年収的には結構高い方が多いですか、DINKSだったら。

- そうですね。

- 家計年収は高いよね。

- はい。二人で働いてるので、それなりに高いところはありますね。特に中流と言われるところの方ですと、割と、奥さんが共働きと言ってもアルバイトで、旦那さんが普通のサラリーマンで働いてますっていう方の場合ですと、割とご自身でやっぱり将来のことっていうのを考えてるケースっていうのが多いので、例えば、なるべく、じゃあ外食は減らして、自分でご飯作ったり、準備したりっていうところの工夫をされてらっしゃる方って、割と多くて、いらっしゃいますし、逆にただ、今度年収が高くなってくるほど、ちょっと浪費が多いイメージはありますね。ちょっとぜいたくに使っちゃう。月に1回は絶対外食、いいとこのレストラン行ってっていうところもありますし、それが見合ってる中でされてらっしゃる方はいいかなと思うんですけど、ちょっとその配分が多いなっていう方も、中にはいらっしゃるので、そうすると、貯蓄額があんまりできてないって、結局言われてるので、ですよね、そうなりますよねというところを、調整していく感じですね。

- やっぱり鳥の目虫の目だね。いろんな、遠いとこを見て、自分のサイジングをして、それを今に落とし込まないと、いけないってことだよね。

- そうですね。

- やっぱり体力的にも能力的にも、30代、40代は、まだピークに向かっていく時期なので、年収とかもある程度、頑張ればいけるかなっていうところもあるのかもしれませんね。

- そうですね。

- それがなかなか拡大傾向にならないところが50代ですよね。

- そうですね。いくつまで、それこそ役職定年とかもありますし、ただ年収が下がるだけじゃなくって、部長さんだった方が何とかさんみたいになってしまうとか、心の葛藤みたいなのも。

- ありますよね。

- そうですね。だから、妻としては、いかに気持ちよく、長く働いてもらえるかっていうふうに、最大の?何ていうんですかね。

- 心を砕いて。

- 心を砕いて、気持ちよく、なるべく長く働いてもらうことが、二人の老後のためにも幸せなことだし、私たちみたいに、それこそ専業主婦の方も、人生100年時代なので、ちょっとでもいいので、月数万円でもいいので、稼げるようなもの。まだ今からでも間に合うと思うので、そこら辺のスキルを磨いて、自分も貢献できるようにやっていくみたいな。


- そうですね。やっぱり私思ってるのは、家計収入800万っていうのが、一つのボーダーラインかなと思っていて、一人稼ぎで800万と、夫婦二人で800万だったら、夫婦二人で800万の方がやっぱり、堅実だし、思考が健全なんですよね。でも、50代くらいになっちゃうと、旦那さんだけで800オーバーなっちゃって、奥さんゼロみたいになってくると、すごい感覚の差が開いちゃう。

- そうですね。ですから、旦那さん的には、一体いつまで働かせるんだっていう言葉が出てくる人が、かなり多い。

- 多いですよね。多い。だから、やっぱりご主人さんも、会社でそれほど昔みたいには稼げていけなくなっていくし、役職定年なんて、家庭でちゃんと伝わってるのかしら。どう思いますか。

- いや、伝わって、どうなんでしょうね。ない。お給料明細、振り込まれた金額しか、奥さんは多分見ないと思うので、誰が家計管理してるかによるんですけど、最近、お給料下がったじゃないなんて言ったら、実は役職定年だったなんてこともあり得るので。

- 実はそれは結構ね、言っちゃいけない言葉だったりするかもしれないしね。

- そこら辺を押さえておくのも、奥さん。

- 仕組みをね。

- そうです、そうです。

- 本当、知っておくってことですよね。

- はい。

- 今までずっと右肩上がりの、最後まで部長さんじゃないってことですよね。

- そうですね。だんだんメンタル的にも、部下とかがいるから、きつくなるけれども、お給料がそんなに上がらないみたいな、そんな時代ですよね。若い人は管理職とか、あんまりなりたくないし、昇進したいとも思ってないので、そういう人たちをうまく育てながらっていう形で働いているので、かなりストレスというか、は、お給料以外でもあると思いますね。

- 私も、男性の50代ぐらいの相談者も結構多いんですけど、泣かれることあります。本当に。同年代のおじさんたちにね。なんで泣かれたかというと、やっぱりこれまで家計をしっかりと支えてきたと、収入があってね。でも役職定年で、会社での立場でも減ってくる、変わっていく中で、家での立場も子どもも出ていってるし、夫婦二人の関係も寂しくなっちゃうしね。でも年収が減ることに対して、ご自身もすごく不安で、その方はね。で、奥さんに、ちょっとでもいいから働いてほしいって言ったら、奥さんに泣かれたと。今まで私はずっと働いてないのに、私を働かせるのって。っていうことで奥さんに泣かれて、その奥さんを泣かせた自分も情けないって言って、私の前で泣くと。でも、やっぱりどうしていきたいかだよね。泣いてる場合じゃなくって、時代が変わってるから。

- そうですね。そこをやっぱり分かってないというか、人たちは多いので、何となく昔の、何とかなるんじゃないかっていう、親たちを見ているからっていうケースも。

- 高度経済成長期だからね。

- そうなんです。そういう人はすごい多いですね。何とかなるんじゃないか。

- 多分、50代はその辺の意識の切り替えは必要で、ずーっと本当に上りのエスカレーターに乗っちゃってる気持ちでいる人が多いけれども、全然違うって。

- ふと気付いたら、もうはしごも外れてたり。

- もうはしご外れていて、本当に泣いてる場合じゃない。そういう意味で言うと、まだ30代、40代の方が、厳しい現実、浮かれてない分、いいんじゃないかなと思うんだけど、どうですか、親ブロックはありますか。

- 親ブロックは大きいですね。

- 50代の親とかが。

- ちょうど50代後半、60代の親なので、子どもが堅実にしようとしても、教育費なんて何とかなるのよ。

- 言っちゃうんだ。

- そんなことで、そういうの使わないなんていうのは。

- 郵便局に入れとけばみたいなね。

- そうなんですよね。資産運用なんて言った日には、そんなのとんでもないみたいな。定期預金がいいのよっていうふうに言われて、案外かかるので、そこで抜け出せるかっていうのの二極化が強いのがありますね。親御さんとの関わり方の程度で、抜け出せると、資産運用にも案外抵抗はなくて、なんせ期間が長いので、きちっと説明すれば、つるっとiDeCo始めて、堅実に始める方も多いんですけども、やっぱり親の影響ってすごく強く出るので、言われてると、やっぱりどこかあやしいんじゃないかっていう、投資はギャンブルだっていうのが、やっぱり根強い方も、親御さんの影響が強いなって感じますね。

- これもお客さんだけれども、娘さんの結婚相手が名もないIT企業で、私は知ってるんだけどね。名もないIT企業で、給料もそれほど高くないと。でもお父さんは、もっと高かったと。そりゃお父さんと比べちゃうとね、お父さんって夫ね。比べると、それはしょうがないでしょ。二人で働けばいいのに、それはやっぱり言わない。やっぱり女は家庭に入ってこそ幸せみたいな価値観はね。あるよね。
40代はもやっぱり、まだまだ親ブロックってあるんじゃないですか。

- そうですね。ただ、バブルを崩壊してるのを目の当たりにしている世代なので、堅実な人が割と多いですね。こんなもんかっていう、むしろ現実を見てる人は多いイメージですね。

- でもDINKSで働いてるってことだと、結構マインドブロック的には、外れていくんじゃないですか。割と昭和的価値観、結婚しなきゃいけないとか、子ども持たなきゃいけないみたいな価値観がある中で、ちゃんと女性も自立して、二人で働いていくっていうのは、マインド的にはブロック外れてるかもしれませんね。

- そうですね。やっぱり自分たちで何とかしていかなきゃっていう意識が、強い方が多いですね。頼れないっていうところの危機感は感じていますし、逆に感じ過ぎちゃって、老後でも介護状態になったりですとか、そこまで考えられる方も結構いらっしゃったりして。

- ちょっとネガティブなイメージを。

- はい。保険にはしりまくっちゃう人も、中にはいらっしゃったりするので、そこはちょっと前向きに考えていきませんかっていうところをお話しています。

- 私、いつも思ってるんですけど、ファイナンシャルプランナーが作るライフプランニングっていうのは、結構定型的なものが教科書に載っていて、二十何歳結婚、第1子、第2子、それから家買ってみたいな、当たり前の、要はスタンダードというかステレオタイプのライフプランを描いている教科書が多いんだけれども、正直、人生思いどおりいかないことの方が多いので、思いどおりいかないライフプランを、どう作っていくかが、私たちの腕の見せどころだと思うんですよね。なので、やっぱりネガティブにあんまり考えていかれるよりは、人生は自分で作っていくものだから、どんなに周りが変わっても、自分軸を持って、やってくっていうことを伝えるべきじゃないかなと思うんですよね。そうじゃないと、身動きできなくなっちゃうよね。特に50代なんかやっぱり、気が付いてない。


- そうですね、気が付いてないですね。

- ゆでガエル状態の人もいっぱいいるから。

- そうですね。あと制度的なことも知らない方もたくさんいるので、そこら辺の、保険も重要だけど、その前に公的なものでどれぐらいの保障があるのかとか、そこら辺も全く把握していなかったりとか、ですから、そういった制度的なことを知るのもすごい重要ですよね。そのライフプランの中で。

- よく、そんなこと学生のときに習ってこなかったっていう人がいて、いやいや、学生だったの40年前ですよねとか、30年前で、その後、あなた学習してないんですかって思うときもあって、やっぱり世の中変わってるもんね。

- そうですね。大学生の国民年金なんて、私たちのときなんて、任意だったじゃないですか。

- そうそう。任意加入だったからね。

- そうなんですよ。そこら辺からして、もう全然違っているので。

- そうそう。多分世の中変わるってことを、みんな知らなきゃいけなくって、それを踏まえたアドバイスが必要かなと思うんですよね。
でも30代とかだったら、退職金がない会社も結構あるんじゃないですか。

- 多いですね。あと、あるかどうか、そもそも分からなかったり、実はDCだったっていうケースはやっぱり多くて、30代でもなお、通帳に振り込まれた金額だけを見てる奥さまが、やっぱりすごく多くて、面談のときは必ず給料明細で、税金、社会保険以外に、何か引かれてるものがないですかって聞いたり、退職金制度があったりしませんかっていうふうに言って、ご本人すら知らないケースもやっぱり多いので、当然、中身も適当に選ばれて、大体、元本確保に入ってしまうということで、実はそこにたまっていること自体も知らなかったり、これだけが退職金だとして、定期預金に入ってるってことは、60までお勤めしたら、いくらしかありませんよって言うと、やっぱりあわてるっていう方もすごく多いですよね。

- なるほどね。転職も多いしね。

- そうですね。

- そろそろお時間なので、まとめていきたいと思ってるんですけれども、もし、一言アドバイス、今、よくこういった話が40代で聞きますよとか、こういったところ知っておいてもらったら、もっと考え方変わるんじゃないかみたいな、あえて一言で言うと、何か高野さんありますか。

- あえて一言、何だろう。

- ここ気を付けて、みたいな。

- 気を付けるポイント。

- うん。

- そうですね。資産運用っていうところで考えていくと、まだまだ投資っていう話をすると、投機のイメージを持たれてらっしゃる方っていうのが多いところがあって、あと、DINKSの方は割と早く動かれてらっしゃる方もいるんですけれども、結構二極化が進んでるかなと。全然やっぱりアンテナ立ってない方もいらっしゃって、iDeCoって何?とか、確定拠出って何?っていう方も、言葉すら知らない方もいらっしゃるので、もっともっと、日本が今やろうとしてる制度のことっていうのは、知っていってほしいし、私たちも伝えていきたいなと思いますね。

- 30代には。

- 一言で言うと、ぼーっとしてんじゃねえよ。

- ぼーっとしてんじゃねえよ(笑)。

- って感じですかね。でも、やっぱり自分の人生は、自分で作っていくって思っていただきたいので、出産するともう、キャリアおしまいって思ってるお母さん。

- もったいないね。

- もったいないんですけど、40なんて半分行ってないでしょって、人生が。で、「もう」っていう言葉を厳禁にしたいっては思いますね。

- そうね。

- 「もう」なんて言葉は30代が使う言葉ではないので、ここから自分の人生をどう作っていきたいのかっていうのを明確にしてもらいたいなと思います。

- そうよね。やっぱり自分のやりたいことを常に考えてほしいよね。
さあ、ぼーっとしている50代には、何て一言伝えますか。

- そうですね、50代は、もう本当すぐ目の前に60代が迫っているので、会社員の場合はとにかく会社の制度、あと退職金がいくらもらえるのか、それをもう夫婦で共有しておくこと。夫婦はそれこそ一つの船に乗っているので、それが泥船にならないようにいきましょうと。

- ほどほどに仲良くしなきゃね。

- はい、そうです。

- 確かにそうだよね。やっぱり危機意識を持ちながら、で、50代は決して消化試合ではないからね。まだまだ長いからっていうことはお伝えしたいですね。
というところで、いろいろ30代、40代、50代、それぞれ年代別にお話をしましたけれども、時代は変わっていくよっていうことを常に考えながら、自分軸を持って考えていってほしいなっていうところですかね。私たちもパートナーとして頑張っていきたいと思います。というところで、以上で終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

- ありがとうございました。
対談動画
今回の対談に参加された皆さん
山中 伸枝
(やまなか のぶえ)
山中 伸枝のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
塚越 菜々子
(つかごし ななこ)
塚越 菜々子のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
高野 具子
(たかの ともこ)
高野 具子のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
三原 由紀
(みはら ゆき)
三原 由紀のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
