こんにちは、心とお財布を幸せにする専門家
国際派FPの山中伸枝です
御嶽山の噴火、大惨事でしたね
もし噴火が夜だったら・・・
もし噴火が行楽シーズンでなかったら・・・
きっとあんなにたくさんの方が犠牲になることもなかったのでしょう
そう思うと、人の運命って過酷ですよね
ほんの一瞬の違いが生死を分けることもあるのですね
命を落とされた方たちのご冥福を心からお祈りしたいと思います
先日うちでも大事にしていた犬が死んでしまいました
もともと持病があり、それが急変してあっという間に天国に行ってしまいました
実はその時私は夫の仕事に同行し、トルコにいました
娘から電話で、娘の腕の中で愛犬が死んだことを聞いて、
本当に胸がつぶれる想いでした
帰国するまで葬儀場でとても良い状態で保管していただいたので、
最期にかわいい顔を見ることができましたが、
やはりお別れというのはつらいものです
たまたま学校が休みだった娘は、一秒一秒死に近づいていく
犬をずーっと抱いていたようです
長い長い痙攣のあと、最期にくーんって鳴いて、動かなくなったようです
火葬を済ませた日までは、「悲しくて思い出すこともしたくない」
といっていた娘でしたが、お骨を拾って気持ちにも
ひとつの整理がついたのでしょうか?
楽しかった思い出をポツリ、ポツリと話し出すのです
寂しい、悲しい、つらい
そんな別れのときのズタズタになる気持ちを経験をすると、
もう二度と別れはイヤだから、ペットは飼わないなんていう方も
いますが、でもそんな気持ちになるのもそのペットとの時間がすばらしかったから
出会わなければ、つらい想いも知らずにすんだけど
つらい想いをしないようにと思えば、楽しかった出会いもない
娘が泣きながら、「死んじゃったのは本当に悲しいけど、やっぱり
ちーちゃん大好きだし、一緒にいてくれて本当によかったと思う」
って言ってくれたときは、よかったな~って心から思いました
別れがつらいから出会うのやめよう
そんな風に思ったら、きっと人生って寂しいものかも知れません
情報がいっぱいで、今若い方も将来に備えよう、ライフプランを
しっかりたてて、人生失敗しないようかしこく生きよう!
って思っている方も増えているように思います
それってとても大事なことだと思うのですが、でも備えを
いくらしたって、人生に困難はつきものなのです
最終的に必要なことは、備えでガチンガチンに人生を固め
してしまうより、どんなにつらいことがあろうとも、
どんなに悲しい別れがあろうとも、人生の喜びを信じて前に
進むことなのではないかと思ったりするのです
ファイナンシャルプランナーという仕事がら、ライフプランを
考えましょうとお伝えしていますが、結局は「生きていく力」の
具体化の1つにしか過ぎないのだと思います
■╋━━━…………………………………………………━━━╋■
10月のお勤め帰りのマネーセミナー
29日(水) 午後7時~ @銀座
確定拠出年金の運用商品選び 3つのポイント
fpsdn.net/afterwork-seinar-201410.html
■╋━━━…………………………………………………━━━╋■