心とお財布を幸せにする!マネーセンス磨き【国は年収の20%を貯金しろって言ってるよ!!】

こんにちは、心とお財布を幸せにする専門家
国際派FPの山中伸枝です

10月25日付けの日経新聞の一面には、
確定拠出年金の掛金上限を上げて、
もっとみんなに「自助努力」してもらおう!
という主旨の記事が載りました

確定拠出年金とは先日もお伝えしたように、
節税しながら貯蓄ができるとっても優れた国の制度

つかわにゃ、ソンソンってものです

でも、税金が得するので、これまでは毎月の掛金に
上限が設けられていました

だって、お金のある人はいくらでも掛金を増やしますよね

自分の貯金をして、その分税金が減るんだから
こんなお得な制度はない

でも、そうなるとやっぱり不公平になるので、
会社員なら月55,000円、自営業なら月68,000円と
いうように金額が決まっていたんですね

それが、25日の新聞だと、金額を制限するんじゃなくて、
定率にしたらどうだという案が発表されました

例えば年収の10%~20%

厚労省の試算はこうだそうです

平均的な収入の会社員がその年収の20%を掛金として
25歳から35年間0.7%で運用したら
、約3,800万円の自分年金が作れると

3,800万円は年金の総額で、
もし20年間の確定年金とすると着き16万7千円の
自分年金になるそうです

逆を言えば、このくらいの自分年金を作っておいて
もらわないと、公的年金だけじゃとてもムリだからね~って
言っているようなもんです^^;

きっとね

年収の20%、みなさんは貯金できでますか?

3,800万円もの自分年金作り、スタートしていますか?

やらなきゃ、まずいですよ、本当に

仮に年収500万円が35年継続するとすれば、
20%は月8万円の積立額となります

これを0.7%で運用を続ければ、確かに
3,800万円くらいになります

月8万円を「老後資金」専用として積立

相当作戦練らないと、簡単ではないでしょうね

 

でも、厚労省ってところは頭のいい方がいっぱいおられるところで
しょうから、それなりの根拠があってお出しになった数字だと思いますよ

こういう国からの警告は、やっぱり素直に聞いておくべきでしょうね

ちょっと月8万円、65歳で3,800万円の貯蓄計画、しっかり練らないとですね

↓↓セミナーのお知らせです 参加者募集中↓↓

11月のお勤め帰りのマネーセミナー
26日(水) 午後7時~ @銀座
確定拠出年金の運用商品選び 3つのポイント
fpsdn.net/afterwork-seminar-nov.html

女性のためのマネーセミナー
20日(木) 午後1時~ @銀座
知っておきたいお金との付き合い方
fpsdn.net/ladys-seminar-nov.html

関連記事

厚生年金基金の資産を確定拠出年金に移換するには?
厚生年金基金からのお金を一時金で受け取ると、課税されますが、その資産を確定拠出年金の個人口座に移換すると、税制優遇を受けながら資産形成を継続させることが可能です(解散に伴う分配金は移換できません)移換の条件は以下の通りです ・厚生年金基金の加入資格を喪失している・厚生年金基金の老齢給付の受給権をもたず、厚生年金基金加入期間が20年未満・厚生年金基金……
連載記事が更新されました 資産管理の基本 モーニングスター様
連載中の記事がアップされました入社時に確定拠出年金と前払い退職金を選択しろと言われたら、どっちを選ぶ?
確定拠出年金 2万社に【日経新聞2015.5.6】
厚生労働省の調べによると確定拠出年金を導入する企業が3月時点で19,832社と2万社にそろそろ達するところまできたとの報道です記事のリンク三菱東京UFJ銀行は確定給付年金の上乗せとして月1万円を上限に個人が自由に掛け金を拠出できる制度(※選択制と思われる)を導入、従業員3万人中半数が加入(※選択制とは、従業員が自分の給与から財形貯蓄のように掛け金を拠出するタ……
日本法令SRに記事が掲載されました
日本法令発行「開業社会保険労務士専門誌SR」第44号に記事が掲載されました  確定拠出年金法の改正と社労士のビジネスチャンス   ……