確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
確定拠出年金の事でお聞きしたいことがあります。
現在就業しております会社が今年の4月より厚生年金から確定拠出年金制度に変わることになりました。
掛け金を会社が毎月出してくれてそれ
を運用していくものと言われたのですが私の給与ですと掛け金が1200円になります。また個人で掛け金を上乗せできるのですが会社の出してくれる掛け金と同等の額が上限だそうなので最高でも2400円の掛け金です。そんな少額な掛け金で60歳まで払ってもわずかだと思いました。しかも私は3年の契約社員なので2年半ぐらいしかかけられません。
例えばこの会社の職員の方なんかも月数千円の掛け金で定年まで掛けてもそんなにならないと思いますがどうなんでしょうか?
今までの厚生年金の方がよいのか思っています。どうなんでしょうか。。。
またこの会社を退職した後に新たな会社でこの制度がなかった時ってどうなんでしょうか?
【回答】
こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
お尋ねの件ですが、厚生年金ではなく厚生年金基金がなくなって確定拠出年金になったということかと思います
厚生年金は国の制度ですからなくなることはありません
会社が拠出する掛金は、おそらく勤続年数や役職などによって金額は異なっているのではないかと思います
これは会社の規程によります
会社が導入する確定拠出年金の掛金は上限が月55,000円ですから、そこまでは行かなくてもそれなりの掛金を拠出してもらえる方もいるかも知れません
ただご質問者の場合おっしゃるとおり、現状ではがんばっても月2,400円が上限ですからなかなか老後資金作りとしては満足できない掛金かも知れませんが今の会社を退職したら、新しい会社でこの制度があれば継続できますし、なければ個人型として継続ができ、その際は掛金ももう少し拠出することができます
確定拠出年金は最大限に活用し、それでも不足する部分については他の金融商品を使うなどして上手に老後資金作りに取り組んでいただければと思います