勤めている会社の退職一時金が、確定給付年金と確定拠出年金にかわります。

確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております 以下の記事がベストアンサーに選ばれました chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_ogweh

 

【質問】 勤めている会社の退職一時金が、確定給付年金と確定拠出年金にかわります。 今までの退職金の積み上げ分は自己都合として計算し、新制度に移行します。 私が分からない点は以下にとおりです。

○この制度は得なのか、損なのか。

○給付前に死んでしまったら、どうなるのか。

(私は×1、子供2人、独身です。) 教えてください。

 

【回答】 こんにちは、確定拠出年金の専門家 ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します。 まずご質問の損か得かとのことですが、「考えようです」といってしまったらみもふたもないかも知れませんが、あまり損得を考えてもしょうがないかと思います あえて言えば、これまでの退職一時金の水準をどのように維持するのか(例えば確定拠出の掛金は、想定利回りが何%で計算されているのか)を確認して、それ以上になるよう運用をしっかりしていくというあたりでしょうか? 退職金を一時金で清算して、あとの受け皿はなしなんて会社もある時代ですから、前向きに活用する方法を考えましょう 確定給付も確定拠出も受給前に死亡した場合は、死亡給付が遺族に支払われるのが一般的です 厚生年金の女性被保険者は、遺族にお金を遺せる仕組みが男性被保険者より少ないことを考えれば、確定給付あるいは確定拠出はその時の資産残高が100%遺族に支払われるのが原則ですから、むしろ公的年金より男女の差別がなくすっきりしているように思います。 公的制度における女性への保障は男性と比べて手厚いとはいえません。 今お子さん二人のために考えなければならないことは、これからのために現状をきちんと把握し、将来設計をしっかりすることかと思います