確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております 以下の記事がベストアンサーに選ばれました chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_ogweh
【質問】 確定拠出年金(3年未満退職時)の「一時金受け取り」もしくは「年金受け取り」の得失について教えてください。 この度、民間企業から公務員に転職することとなり、現在の会社で積み立てた確定拠出年金を脱退することとなりました。 幸い、一時金受け取りの要件を満たすので、(①積立金20万程、②60歳未満、③加入者資格喪失後2年を経過していない、④個人型の運用指図者にしかなれない) 積立金の請求ができることとなりました。
ただ、その請求の方法に「一時金受け取り」または「年金受取」の2通り選べるようになっております。 会社からは「年金受取」を進められておりますが、以下の通り税法上の取り扱いをみると、 「一時金受け取り」のほうが得なような気がします。 会社の担当者は、手続きを早く終わらせたいらしく、 あまり説明したがらない様子でして、ここで質問させていただきました。
【取り扱い】 「一時金受け取り」…一時所得の対象となるが、特別控除がある。 「年金受取」…雑所得として課税される。 よろしくお願いいたします。
【回答】 こんにちは、確定拠出年金の専門家 ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。 今回は中途の脱退ですよね。 そうなると脱退一時金のみではないかと思うのですが、年金受け取りも可能ですか? もし60歳になっての老齢給付であれば、一時金として受け取る場合は退職所得控除といって、一時所得より税金はお得になります 年金受け取りの場合は、公的年金控除となり民間の年金保険より有利な条件で受け取りが可能です なお、公務員さんも今後確定拠出年金への加入もできるようになる見込みですから、法改正をまって継続するという選択肢もあるかと思います いずれにせよ、脱退一時金は一時金が原則なので、もし会社の方が分からないようであれば、コールセンターへお尋ねになるのも良いかもしれません。