確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
国民年金基金は投資団体だそうですが、この国民年金基金が破綻するとしたら、その市況では個人向け確定拠出金やっててもやっぱり凄腕投資家でもないかぎりマイナスになるって理解で合ってますか?
どっちも同じ連合会の傘下なんですよね?
現在月25000円基金にかけていて、これから15000円掛け金を増やそうかなと思ったんですが、それよりは個人型確定拠出金を開始してそっちに拠出したほうがいいかなとも思ったんですけど、金利低そうなので最初の頃の手数料がネックで、やっぱり基金にお任せかなって思いまして、ふとこんな質問が沸きました。
【回答】
確定拠出年金相談ねっとを主宰しておりますファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
国民年金基金は確かに運用をしていますが、基本的に加入者への年金額は固定金利であらかじめ設定されています
先に支給額を決めて、それを目標に運用しているというスタイルです
ただしおっしゃるとおり運用がとてつもなく失敗して約束の年金額が確保できないということも可能性としてはゼロではありません
また固定金利の部分も昔は4%程度だったと言われていますが今はかなり低いそうです
そうなると、長期加入者の年金を賄うために直近で入られた加入者の保険料をあてにしなければならないことになりますから、私なら個人型確定拠出年金を選ぶと思います
確定拠出年金であれば自分だけの運用責任ですから、他のところで発生した運用のマイナスが自分の残高に影響することはありません