年末年始にはお金の整理整頓を!
【ステップ1】
お手持ちの銀行通帳、すべてを記帳してください。そしてノートに残高を書きだしてみましょう。
銀行名 | 種別 | 金額 | 金利 | 満期 |
A銀行 | 普通預金 | ・・・・・・・・ | 0.013% |
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A銀行 | 定期預金 | ・・・・・・・・ | 0.2% | 2010.1.26 |
B銀行 | 普通預金 | ・・・・・・・・ | 0.02% | |
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【ステップ2】
お金の適材適所を考えてみましょう。お金が遊んでいませんか?
| 目的 | 適切な金融商品(例) |
使うお金 | 生活費の3カ月~半年分 | 銀行の普通預金 |
貯めるお金 | 10年以内に使う予定のお金 | 定期預金・債券 |
殖やすお金 | 10年以上先に使う予定のお金 | 投資信託・年金保険 |
【ステップ3】
定期預金金利はどこも同じとあきらめていませんか?いつもの銀行にほったらかしにしているとお金の成長率は0.02%程度。
でも、少し視野を広げてみましょう。条件の良い安全な定期預金があります。
たとえば・・・
住信SBIネット銀行 : 1年もの 0.83% 3年もの 0.9% 5年もの 1% (新規預入が対象)
オリックス信託銀行 : 1年もの 0.8% 3年もの 1% 5年もの 1.2% (預入300万円以上が対象)
ソニー銀行 : 1年もの 0.8% (預入1万円以上が対象)
イオン銀行 : 1年もの & 2年もの 0.7% (預入1万円以上が対象)
【お金の整理整頓のポイント】
- 1年に1回は預金の残高チェックをする。
- 貯金に「何のために、いつまでに、いくら」というゴール設定をし、適時進捗をチェックする。
- 銀行の自動積立を利用し、ゴールに向けて必要な積立を実行、年に1回定期預金に預け替えをする。
- 条件の良い定期預金は、「新しい銀行」&「ネット銀行」をチェック。
- 定期預金は10年以内に使う予定のお金のために安全に貯めるお金として活用する。
【定期預金豆知識】
- 用途に合わせて満期日を選定しましょう。満期日前に解約すると、約束された金利よりも低い金利が適用されます。
- 複利効果を知りましょう。一般的に1年定期は単利で3年より期間が長い定期は複利計算がされます。複利は利息に利息がつく仕組みなので、同じ金利であれば複利の方が預金者にとっては有利です。
- 預入金額の条件を確認しましょう。金額に応じて適用される金利が違うこともあります。
- 表示金利の意味を理解しましょう。金利6%(3カ月)などと記載されているものは、実質1.5%(6%÷12カ月x3カ月)が3カ月間のみ適用されるという意味です。期間を過ぎると普通預金金利が適用されたりします。
- 中途解約の条件を確認しましょう。商品によっては銀行の都合により満期が延長され、預金者が自由に解約できないものもあります。
※金利は09年12月21日現在のものです。この記事は特定の銀行を推奨するものではありません。