確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております 以下の記事がベストアンサーに選ばれました chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_ogweh
【質問】 企業年金基金(脱退一時金)について 1月末まで働いていた会社(2月より別会社)より企業年金基金の書面をいただきました。 ただ分かりません。。 脱退一時金を選択すべきか、、 個人型確定 拠出年金へ移換すべきか、 メリットデメリットがあるんでしょうか?
【回答】 こんにちは確定拠出年金の専門家 ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です お話からすると厚生年金基金が解散するのでしょうね それに伴い、脱退一時金をどうするか、通常は3つの選択肢があります
1、一時金として受け取る これは「一時所得」となり、所得税の対象となります 50万円以上の場合、その差額の半分が課税対象です 例えば70万円の場合、まず50万円(特別控除)を差し引いた残り20万円の半分ですから10万円に対して税金がかかります 税率は給与等と合算されるので最低5%~の累進税率です
2、企業年金連合会にお金を移し、そこで運用され65歳以降に受け取る お金を移す際は非課税です 企業年金連合会で運用されるケースについては、こちらを参照して下さい www.pfa.or.jp/tsusan/index.html
3、確定拠出年金にお金を移し、自分で運用する こちらもお金を移す際は非課税です 個人的には3をオススメします
1はすぐにお金を使う用事がなければ、もったいないからです 2は、この先ここの運用がうまくいくかどうか分かりませんし、そもそも厚生年金基金が解散するに至ったのも、「人任せ」の運用をしていてみんながあまりチェックしていなかったことに大きな原因があったとすれば、2の体制がではどう違うのかという点に少し不安があるからです 3は、個人のお金のとして資産が守られますし、やはりご自身でお金を管理し、資産運用のスキルを身に付けて老後に備える姿勢がこれからは特に求められるのではないかと考えているからです 確かに
3は運用という少し面倒なことをご自身でしなければなりませんが、ファイナンシャルプランナーなどに相談をしながらぜひ取り組んでいただきたいと思います
質問した人からのコメント
2015/2/18 21:21:17