入った会社に確定拠出年金という制度があること、最近はとても多くなりました
入社時の説明にいろいろ言われて戸惑う方も多いかと思いますが、まず第一に「確定拠出年金」がある会は福利厚生の整った会社と思っていただいて結構です
それも、リスク意識も高い時代にあった福利厚生を持っていると思っていただいて大丈夫です
よくこれは退職金ですか?と聞かれますが、もしあなたがいわゆる転職時に一時金でもらえる退職金をイメージしていると、答えはNOです
確定拠出年金は60歳まで受け取りができないからです
でも、カテゴリー的には確定拠出年金は退職給付制度になります
退職時に支払われないないのになぜ?って思いますよね
これっていわば、自分で作る自分の「定年退職金」なんです
ご存知かどうか分かりませんが、5年程度の勤続でもらえる退職金はあったとしてもごくわずかです
またこの時受けられる税制優遇もごく限られています
でも、20年、30年と勤め上げた末の退職金は、金額も多く、税金面でもとても優遇されています
なので、重要なのは本当にリタイアをする時点での退職金なんです
でも、同じ会社に20年も30年もいるかなぁ
そうですよね、転職が当たり前の今の時代、ひとつの会社で定年を迎えるっていうのはイメージしにくいですが、だからこそ「確定拠出年金」は今の時代にあった福利厚生としてとても優れているのです
理由は次のコラムで・・・