少し古い記事のようですが、多くの企業の声を代弁するような記事がありますのでご紹介します
日本の人事部 「確定拠出年金」と「確定給付企業年金」新企業年金制度の導入パターンを探る
確定拠出年金を選ぶ理由は、積立不足問題を抱えられないからです
企業としてはこれは一番大きな理由でしょう
一方で確定拠出年金には「問題あり」とほとんどの方が指摘しています
まず最も大きな問題とさている点はいわゆるポータビリティです
退職後専業主婦になるなど個人型確定拠出年金の加入資格を有さなくなった場合、運用指図者では税制メリットもなく積極的に制度移換あるいは活用する人が少ないのが実情です
しかしこちらについては、改正により2017年よりいわゆる「だれでも確定拠出年金」となり国民年金保険料免除者以外は加入が可能となる見込みです
60歳まで引き出せないことに対するアレルギーは選択制確定拠出年金や前払い退職金などを活用することにより、ある一定数のトラブルは避けられるでしょう
・選択制についてはこちらの取材記事が参考になるでしょう「日経新聞に掲載されました (2016/1/16)」
・前払い退職金についてはこちらのコラムが参考になるでしょう「企業型確定拠出年金 退職一時金となりうるのか?」
でも、従業員の参加意識が高まらないや投資教育の負担という点は、正直ある程度のコストをかけて信頼できる外部に委託するというのがベストな方法だと思います
まず社内の人間が伝えても「制度のありがたさ」がつたわりにくい
これはデメリットも含めて、第三者に言ってもらった方が信憑性が高いと多くの方は思うからです
また委託者は社員教育のプロです
たくさんの会社を横断的に対応することにより、冷静に課題を見極めることもでき適切な対策をたてることもできます
例えば弊社で社員研修を担当する場合は、制度導入前、制度導入後、継続研修ときめ細やかなプログラムを用意しています
ポイントは加入者目線に立ったプログラム作りです
実際に毎月個人向け確定拠出年金セミナーを開催しており、人事の方が社員研修のサンプル的にご参加されることもしばしばあります
社員研修で実績を積んだプロの研修講師だからこその内容をぜひチェックしていただければと思います
確定拠出年金を活かすも殺すも、社員研修にかかっていると言っても過言ではありません
社員研修をすることにより、社員のマネーリテラシーも高まります
社員がしっかりとライフプランを考えるようになります
確定拠出年金は、社員の成長にも貢献します
この社員研修は非常に大切なポイントとなりますので、ぜひしっかりと吟味していただきたいと思います