こんにちは。
確定拠出年金相談ねっと認定FPの前田です。
楽天証券「楽ラップ」、お金のデザイン「THEO」に続き、今回は松井証券「投信工房」について取材してきました!
今回もいつもと同じメンバー、青山さんと林さん、そして私の3人。
何を隠そう、私たち3人みんな、松井証券、そして「投信工房」ファンです。
投信工房の魅力にとりつかれています。
さてさて、その魅力とは・・・
投信工房は無料
ロボアドには、投資一任型の有料ロボアドとアドバイス型の無料ロボアドがあります。
今回取材した「投信工房」は、”アドバイス型”。つまり、
無料
楽ラップやTHEOなどの投資一任型ロボアドは運用からメンテナンスまで自動で行ってくれますが、「投信工房」は、アドバイスにとどまります。
が、
そのアドバイスを受けて運用したいと思ったら、購入ボタンをクリックするだけでアドバイスしてくれた投資信託を全て買えます。不自由はありません。
さらに、投信工房はアドバイス型と言いつつ、実は、メンテナンス(リバランス)も自動で行ってくれるのです。
有料ロボアドがリバランスを行うのは当然なのですが、無料にもかかわらずリバランスまで行ってくれるロボアドはなかなかないです。
リバランスをする日は自分で設定します。年4回まで設定できますよ。
しかも、投信工房に設定されている投資信託は購入時も解約時も手数料は不要。
一部、信託財産留保額という売却時の費用が発生する投資信託がありますが、そのの比率は低いので、リバランスを行うにしても、コストをそれほど意識せずリバランスができます。
リバランスは手数料がかかってしまう点が気がかりなのですが、それほど気にしなくてもよさそうです。
リバランス積立ができるのは、投信工房だけ
投信工房には、リバランス積立の機能があります。
これ、すごい機能なのです。
どうすごいかって、
毎月の積立時に、ロボアドが目標ポートフォリオに近づけるため必要な投資信託の購入金額を自動計算して買い付けてくれるのです。
その名の通り、リバランスしながら積立をしてくれるサービス。
だったら、リバランス自体不要なんじゃないの?
と思い、質問してみましたが、資産残高や積立額にもよるので、リバランスはしておいた方が良いとのことでした。
投信工房はつみたてNISAでも利用できます。
つみたてNISAは年間の利用限度の枠がありますから、リバランス積立を行えば、無駄な買い付けなど行われず、効率よく積立ができるというわけです。
つみたてNISAではその効果を大いに発揮してくれます。
リバランス積立により、いつも理想的なポートフォリオで運用できそうです。
ポートフォリオの中身
モデルポートフォリオはリスク許容度によって5段階に分かれています。
モデルポートフォリオに組み込まれる投資信託は、低コストな投資信託9本。モデルポートフォリオをそのまま購入してもいいし、自分で好きな投資信託を追加したり、アレンジは自由。
また、松井証券では、月に1回ポートフォリオの見直しについて、話し合いが行われます。ロボアドを動かしているのは、結局人間です。
無料といえども、常に理想的なポートフォリオになるよう設定が行われているのです。
投信工房を使ってみての感想
私自身、投信工房で積立を行っています。まだ、積立始めたばかりなので、結果が出るのはまだまだ先の話ですが、投信工房くん(ちゃん?)が増やしてくれるだろうと期待しています。
ちなみに、
松井証券の投資信託の販売に係る基本方針は、
・販売手数料は徴収しない
・商品の仕組みが複雑な投資信託は取り扱わない
の2つです。
おそらく、この基本方針が投信工房の魅力を高め、私たち3人を虜にしているのでは?と思っています。
ただ、もうちょっと良くなればいいなあと思う点がひとつ。
それは、画面の見やすさと操作のしやすさ。
これは、完全に私個人の感覚ですが、なんだか操作がしづらい。
投信工房の投資信託の入れ替え方法がわからなくて、サポートセンターに電話してしまいました。すぐに電話がつながったので、ストレスはありませんでしたが、もうちょっと分かりやすい画面にしてもらえるとうれしいな〜と思います。
今回も、取材の最後に写真をカシャしました。
松井証券様、取材の協力ありがとうございました。
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「楽ラップ」の取材報告は、こちら
fpsdn.net/fp/nmaeda/column/971
「THEO」の取材報告は、こちら
fpsdn.net/fp/nmaeda/column/1068
「ウェルスナビ 」の取材報告は、こちら
fpsdn.net/fp/nmaeda/column/1331
大和証券「ダイワファンドラップオンライン」の取材報告は、こちら
fpsdn.net/fp/nmaeda/column/1292
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