ファイナンシャルプランナー野原 亮

2022年 01月 21日

2022年は積立優位の年!?運用計画を見直してみよう!

こんにちは。国際金融ストラテジスト・FP相談ねっと認定FP、野原です。

さて、年初の株高から一転、利上げペースやインフレを意識した相場展開になっていますが、積立投資家の皆さまの感想はいかがでしょうか?

1/6(木)の外部コラムでお伝えしたように、今年は何度も下値をトライする1年を想定して、私は投資戦略を考えております。

2022年に入り株安ムードが続いていますが、まだたいした下げにはなっていませんのでこれからどうなるでしょうか。

<日経平均株価・日足チャート>

終値ベースの日経平均株価 の高値・安値>

1/5(木)29332.16 ⇒ 1/19(水)27467.23 ▲1864.93▲6.3%

<ザラ場(取引時間中)ベースの日経平均株価の高値・安値>

1/5(木)高値29388.16 ⇒ 1/21(金)安値27129.61 ▲2191.95▲7.4%

<日経平均株価・週足チャート>

※日経新聞電子版より抜粋

どちらにしても、積立投資家はあまり相場動向を気にせずに継続していけば良いですが、日常生活に関するお金まわりや世の中の出来事などの情報収集も、本業を圧迫しない程度に、なるべく怠ることなく継続していってほしいと思います。

ちょっとお金が増えることよりも、ちょっと世の中のことがわかったり、ちょっと賢くなるほうが、個人的には好きです。

今は昔と異なり、様々な金融商品に比較的投資しやすくなっていますので、オーソドックスな積立方法で資産形成するのも良し、グローバルかつトレンディな分散投資で資産形成するのも良し、自分で選ぶ未来の選択肢が豊富です。

私のお客さまでも、全世界株式を中心とした積立が大部分をしめてほとんど何もしていないかたから、コアとなる投資信託(投信)が占める割合いが少なく、様々な金融商品を多く組み入れているかたまでかなり幅広いので、たまに近況をお伺いしたりした時のギャップが凄くてビックリすることもあります。

今年は2020年~2021年の誰でも儲かった相場とは違う展開になると思いますので、逆にいうと、積立投資家にとっては、積み立てていく投信などの口数を増やすチャンスになってきたともいえるでしょう。

このような時こそ、いまの運用計画を再度見直してみるのも良いかもしれません。

積立投資を継続するうえで忘れがちで難しい点は、最終的に現金化するのかしないのか、先が長すぎてなかなかイメージしにくいということです。

現金化しないというのは、相続や法人を活用した承継を当初から視野にいれている場合で、最近では少しずつ増えているのを実感します。

また、現金化するとすればどうやって現金化するのか事前に想定していないため、どうしても相場任せになってしまい、自分でコントロールしていないかたが多いことです。

にもかかわらず、利益に対する非課税という魅力的な部分だけを都合よく利用しようとしますが、含み損(いま売ったら損失がでる)や実現損(実際に売却して損失を確定する)になってしまうことも、想定内で考えておく必要があります。

我々は、長期的に上がろうとする力をもった資産を毎月コツコツ積立てていくわけですが、残念ながら、相場は我々の人生計画など考えてはくれません。

我々が現金化したい時にたまたまマーケット環境が良かった、とは限らないのです。

ドルコスト平均法を活用した積立投資は、最後は運任せ、相場任せと、長期投資の特徴をちゃんと理解したかただけが「ほったらかしにする」ことを許される投資方法です。

そうではないかたは、積み立っていく資産が大きくならないうちに、メンテナンスの方法を学んでおいたほうが無難でしょう。

非課税制度を活用して、「捕らぬ狸の皮算用」の利益がでた時だけを考えるのではなく、うまくいかなかった時を事前に想定して優先的に考えておくのが、リスクコントロールのセオリーです。

実際に個別相談などでお話しする機会があったなら、具体的なお話が中心になると思いますので、いつも私がお伝えしている基本的な家計の運用方針について、簡単に先へすすむためのステップをご紹介しておきましょう。

まず、給与など毎月入ってくるお金を最低でも3つに分けましょう。3つとは、生活資金・予備資金・余裕資金です。

1、生活資金

食費や家賃・水道光熱費・通信費など、入ってきても右から左に消費していくことが決まっているお金です。節約や効率的なお金の使い方がポイントになります。

また、失業や病気、転職活動などで一時的に収入が入ってこなくなる可能性もあります。ご自身の働き方や家庭環境、経済情勢などを考慮して、数ヶ月分以上の生活費をあらかじめ確保しておく必要もあります。

個人差はありますが半年分から、余裕があれば2年分くらいの生活資金があるとなお良いでしょう。いまの生活を守るという意味で、生活防衛資金として、保険などの掛金の積立もこの部分にあたります。

2、予備資金

引越代や冠婚葬祭、旅行代など突発的な数万円~数十万円くらいの出費をいつでも払えるように備えておくお金です。

数年先に払うことが決まっている学費などのお金などもこの部分に含めていくのも良いでしょう。

私の場合は、生産的でないことを細かく決めるのがあまり好きではないため、生活資金と予備資金を一緒にまとめて考えていますが、より細かく分けたいかたは、別途準備しておくのも一手です。

上記1、2についてまとめてしまうと、いまの生活を維持するためのお金、いまの生活を守るためのお金、という意味で、生活維持資金・生活防衛資金と言い換えても良いでしょう。

3、余裕資金

将来の大きめの出費や老後などに備えるお金です。

私の場合は、安全資産である現金や国債、リスク資産である投信や株式などをひとつの円グラフのような固まりとして捉え、この固まりを徐々に大きくしていきながら、いかに自分にあったペースで最適化、効率よく運用するかを考えます。

つまりこの部分は、一般的には資産運用するためのお金になり、さらに細分化していきます。

①どの投資対象(資産や地域)に投資するか資産配分(アセットアロケーション)を決める

②活用する制度や口座を決める

③金融機関を決める

④具体的な金融商品を決める(ポートフォリオを組む)

以上が簡単な流れになります。②と③はどちらが先でも問題ありません。

このように分けて順番に考えていくと、働いてお金を稼ぐこと、お金を使うこと、お金を貯めることをそれぞれ考えやすくなりす。

自分の場合はどう考えていけば良いのか、考え方を学びたい、気軽にいつも相談したい、変化があるたびに相談したい、などなど様々なご要望があると思います。

大切なのは、ちゃんと自分で考える考え方を学ぶこと、自分で考えること、考え方を相談できる人との接触頻度を増やすことです。

2022年は、働くことて稼ぐことだけではなく、経済や政治、財政や年金・運用など、様々な分野で重要な1年になるような気がしています。

ぜひ、この流れを無駄にしないよう、年度末の3月までを有効に使っていただけたらと願っています。

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