ご覧の皆さま、こんにちは。
年金というフィールドで、相談業務、教育研修、制作(執筆・編集等)、調査研究という4領域で活動中、年金のポリバレント・井内(いのうち)です(※ポリバレントとは、サッカーで複数のポジションをこなせる選手として使われている言葉です。)。
先月と今月と、年金研修の講師を務め、教育研修に力を入れていましたが、執筆も進めています。ファイナンシャル・フィールド、新規記事「年金の種類別に見る! 年金の受給手続きとは?(1)」が掲載されました。
年金の手続きについて全2回の記事となり、その前編です。
年金の受給権が発生しても自動的に年金が支給されるようになるわけではなく、請求をしないと受給できません。
また、年金は受給権が発生してから請求ができることになっています。
年金のうち、老齢年金でよくあることですが、
受給権発生前に年金事務所に請求書類を持って行っても手続きできません。
老齢年金の場合であれば、受給権発生日である、年金を受けられる年齢(その誕生日の前日)になってから手続きをしましょう。
年金は老齢、障害、遺族と種類がありますが、受給権発生日からかなり経過した時期に手続きをすると、受け取れるはずだったのに受け取れない年金が発生したり、過払いの返納(主に加給年金)が発生したりする場合がありますので、受給権発生日以降で可能な限り早めの手続が望ましいところです。
自身の受給できる年金の受給権発生日がいつになるかを確認し、あるいは不明な点は年金事務所等で相談し、忘れずに請求をしておきたいところですね。
【これまでの実績】——————-●年金相談は3500件以上経験、●教育研修は地方自治体職員向け、年金事務担当者向け、社会人1年生向けなど、●執筆は通算200本以上!『週刊社会保障』の「スキルアップ年金相談」(法研様)、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社様)、「ファイナンシャル・フィールド」(ブレイクメディア様)、月刊『企業年金』の「知って得!公的年金&マネープラン」(企業年金連合会様)。●調査研究活動は研究論文「老齢年金の繰下げ受給の在り方-遺族厚生年金の受給権がある場合-」(日本年金学会編『日本年金学会誌第39号』)など。
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