こんにちわ、FP相談ねっと認定FP「プレ定年専門FP」三原由紀です。
個別相談のご利用いただいた東京都・藤田様よりご感想をいただきました。藤田様は50代の会社員です。ご主人(会社員)は単身で海外赴任をされており夫婦で定年後の話し合いをしたいと、まずは現状把握も確認するため個別相談にお申し込みをいただいた次第です。
相談を受けようと思ったきっかけは?
「夫が今年60歳で定年を迎えるにもかかわらず、住宅ローンの返済目途がたっていない、また、老後資金も貯められていないので心配になったからです。」 「知り合いのFPから三原さんが定年前後の相談が得意と聞きました」とのことでご相談におこしいただきました。
相談前に悩んでいたことは?
「定年後も住宅ローンを払い続けることに、ずっと不安を抱えていましたが、夫は「何とかなるでしょ。」と言うばかりで家計に関心を持ってくれないことが悩みでした。」
実際に個別相談を受けられていかがでしたか?
「夫は仕事で日本を離れているので、まだ細かい話はできていないのですが、三原さんに作っていただいた資料をメールしてみました。
帰国後 具体的にどのように老後を暮らしていくか(おカネを使っていくか)を話し合う予定です。
三原さんに資料を作っていただくにあたり、今まで聞きにくい事と感じていたおカネのことを 夫にアレコレ聞くことができて正直腹立たしく思う場面もありましたが、穏やかな老後のためと思い自分を抑え冷静にやり取りすることができました。
夫ともおカネを数字として話し合えば、一旦 感情を脇に置けるかなと思っています。
帰国したら、夫婦で話し合う覚悟ができました。
ありがとうございます。」
50代は夫婦で話し合うラストチャンス!
藤田様のご相談を終えて感じたことです。
今の50代は夫婦どちらかが家計管理を担っている家庭も多いことでしょう。特に妻が家計管理をしている場合、夫は家計に無関心・無頓着で会社から毎月決まった収入も入っているのでこのままなんとか行けるのではないか、、と深く考えることを避けているかもしれません。
妻から夫に話をしても、何をどうやって話しを持ちかければ話し合いができるかがわからない、、話し合おうとしてもついつい感情的になり建設的な話し合いにならない、、といった不安をお持ちの方も多いものです。
家計に無関心な夫の場合、妻が抱いている不安が何なのか?そもそもわからないケースもあります。ということは、わかるように言語化、数値化できれば前向きに話し合いができるものです。特に30年以上、企業人として働いている夫に話を持っていくときの重要ポイントであると私は考えます。
そのためには、夫婦のライフプランを考慮したキャッシュフロー表を作成するのが効果的です。60歳を目前にしたキャッシュフロー表はそこそこ正確に10年後、20年後を予測することが可能だからです。本来は自分でキャッシュフロー表を作成して、状況が変わった時に入れ直していくのがベストです。ただし、キャッシュフロー表を作成する上でもっとも重要なことは正しく入力できているか?に尽きます。税金や社会保険料など制度に関わる知識も必要となりますのである程度の知識が求められます。
私が提供している個別相談では、キャッシュフロー表を作成、あるいはキャッシュフロー表を正しく作成するサポートを行なっています。ご興味ある方はお問い合わせお待ちしています。