小川 洋平

円安はこのまま続く・・・?①

こんにちは(^^)

経営者の理想を実現する資産形成のプロ、ファイナンシャルプランナーの小川です。

アメリカの利上げと、ウクライナとロシアの問題により、円安が進行していますね。

1ドル=140円に迫るレートは1998年以来の円安となっています。

円安は輸出企業にとっては有利に働く一方で、国内の産業においてはコスト増となりマイナス影響を及ぼすこともあり、コストが収益を圧迫しているという企業も多いのではないでしょうか。

「このまま円安が続くの・・・?」

と思われる方も多いでしょう。

さて、今回はそれに関連し、「このまま円安に向かうと自分の資産をドルでも持っておいた方が良いと思うのですが、どう思いますか?」という疑問です。

対話形式でお答えしていきたいと思います。

①分散投資とは?

「分散投資」の考え方は「一つのかごに全ての卵を盛るな」です

GPIF:分散投資の意義③より

卵を一つのかごに盛っていると、一つ落としてしまったときに全ての卵が割れてしまいますよね。

しかし、複数のかごに分散させることで一つ落としても全てが割れないようにすることができます。

まず覚えておいていただきたいのがこの考え方です。

投資も、一つの投資先だと今後価格が大暴落したときに自分のお金が大暴落してしまいますよね。

だから分散させておくことが必要なのです。

②どのように「分散」させるの?

分散と言っても、具体的にどのように分散させればいいでしょうか?

分散させるポイントは下記の4つです。

1.複数の会社に

2.複数の業種に

3.複数の国に

4.複数の資産に

このようなポイントで考えていきます。

1つ目の複数の会社に分散させることは、「全てのかごに卵を盛るな」の考え方の通りで、一つの会社に投資していると、いかにその会社が優良企業で、誰もが間違いないと思っている企業であっても倒産、大暴落の可能性はつきものだからです。

その例として、以前書いたコラムがありますのでご紹介します↓

2つ目の複数の業種の投資することとは、複数の企業に投資していても業種が1つに集中していると、その業種にとって不利な状況では全体的に値下がりしてしまうためです。

例えば、アイスクリーム会社と扇風機メーカーだと、どちらも夏場に売れて冬場はあまり売れない商品ですから、季節によって業績が異なりますよね。

GPIF:分散投資の意義③より

対して、アイスクリーム会社とおでん会社だと、売上が上がる時期が異なりますので下記のようになります。

GPIF:分散投資の意義③より

このように、お互いの価格の動きを打ち消し合って価格が平均化していきます。

一つの業種が不調でも他の業種が伸びてくれることで損失を防ぎながら安定的に利益を得ることができるということです。

3つ目のポイントは、複数の国に投資することです。

金融庁:投資の基本

こちらの図の真ん中の「地域の分散」という点ですが、日本だけではなく、アメリカやヨーロッパの国々等世界中に分散させることが大事です。

一つの国に集中してしまうと、その国の経済が弱くなってしまったときにその国の通貨が弱くなってしまうことがあるためです。

日本円だけで持たないという考え方は良いのですが、かといって米ドルだけでは分散効果が弱いということです。

そして、4つ目のポイントは複数の資産に投資すること。

これは図の向かって左側のように、一つの複数ではなく、複数の資産に分散させることが大事です。

3つ目までは株式についてのお話でしたが、株式だけではなく国債等の債券、それから複数の不動産物件に投資できるREIT等にも投資でき、それぞれ値動きが異なります。

これらの資産を組み合わせることで、経済成長に伴い成長する株式の成長力を主役に、不景気に強い債券を組み合わせることで安定的に、長期的に利益を得ることができます。

↓のGPIFのホームページに考え方の詳細が掲載されていますのでご参考に。

www.gpif.go.jp/gpif/diversification2.html

GPIF:分散投資の意義②

つづく

と、今回は分散投資の考え方を解説していきました。

先のことはわからない。だからどうなっても良いように対策しておく。

この考え方が大事です。

さて、次回は為替の考え方について解説していきたいと思いますのでお楽しみに。

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