確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております 以下の記事がベストアンサーに選ばれました chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_ogweh
【質問】 確定拠出年金・自動移管後の手続きについて。
退職後、 どう手続きするのが良いのか判断できず 放置してしまっていました。 現在の会社では、確定拠出年金の制度は無いと思います。 今回、移管の通知が届きましたので そろそろ決めなくてはと思い、書類等を見ていますが いまいち良く理解できていません。
運用指図者になるか、脱退一時金を受け取るか だと思うのですが.. 加入期間:5年半 資産額:30万程度 この場合、手数料等も含めて どうするのが最良だと思われますか?? 詳しい方、アドバイスをお願い致します。 よろしくお願いします。
【回答】 こんにちは、確定拠出年金の専門家 ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します 現在も会社員としてお勤めであり、そこに確定拠出年金以外の企業年金制度(厚生年金基金 あるいは 確定給付年金)がないのであれば、「個人型」確定拠出年金に任意加入を引き続き掛金の積立を継続されることをオススメします
理由はふたつです
まず、ご質問者の方は確定拠出年金個人型の加入資格者(加入できる方)であるため、脱退一時金をすぐに受け取れません また所得がある方であれば、確定拠出年金の個人型に任意加入することで節税しながら資産形成ができ、メリットが大きいからです たとえ手数料負担があっても、節税効果は大きいですし、そもそも老後資金作りはどなたにとっても大切な目標だと思いますので、継続が良いかと思います
個人型のメリットについて、分かりやすく動画にまとめてありますので、良かったらご覧になってみてください fpsdn.net/personal401.html
もしご質問者の会社に確定拠出年金以外の企業年金がある場合は、老後資金の新しい積立はできず運用指図者となります 現在加入期間が5年半とのことですから、引き続き運用を行ったとしても60歳で受取ができず63歳まで受取が延期されてしまいます 脱退一時金を希望する場合、まず個人型に資金を移し、2年間運用のみを行い残高が25万円以下になれば、引き出しが可能となります 後述のケースは非常に残念なケースとなりますが、制度上の制約となります