「確定拠出年金と夢プラン設計士」の専門家
ファイナンシャルプランナーの末次ゆうじです。
iDeCo(イデコ)加入にあたっての背景・状況説明は必要?
個人型確定拠出年金(以下個人型DC)愛称:【iDeCo:イデコ】は
後、半月あまりでほぼ全員の方が加入対象になります。
個人型という名前があるので、自営業者の制度という印象が強いですが
会社員の方は、会社に確定給付型年金(DB)や厚生年金基金の
企業年金制度がない方は今も加入はできるのです。
もちろん自営業の方だって加入できます。
もともと2001年10月に確定拠出年金法が施行されて以降
今まで加入できる制度だったのです。
(個人型は2002年1月より)
それが、2017年度から、企業年金がある会社員の方や公務員の方も
加入できるように改正が行われました。
この改正によって、新しい制度ができたような気がしますが
今まで自営業の方や中小企業などにお勤めで会社に企業年金がない
会社員は15年前から加入ができたのです。
今まで加入資格があって知らないという理由で加入していなかったのなら
申し訳ない少し気の毒な感じになるのです。
「今まであまり(ぜんぜん)案内してこなくて申し訳ございません。」
と・・・・
また、案内する側としては、本気で個人型DCの普及を思うのなら、
今まで加入できた方で加入を望まれる方には、
「今までも加入できたのですが」と
謙虚な気持ちを示すのが適正だと考えます。
「知っていたら加入していたかもしれない。」
「選択肢の中にあったら個人型DCを選んで資産形成を
していたかもしれない」
案内する側としてこの気持ちは特に重要だと思います。
悔やんでるクライアントのイメージが浮かぶからです。
資産形成の大事な「時間」という要素を失ってきたわけ
なので今までの背景・状況説明も大事だと思うのです。
自分の加入限度額を知る
会社員の方は、勤務する会社の財形制度や企業型の企業年金制度
の福利厚生制度の充実している会社もあれば、そうでないという
会社にお勤めの方もいらっしゃいます。
また、年金一元化によって、将来の公的年金が減る公務員の方は
ぜひ個人型DC(イデコ)をご検討なさったらいかがでしょうか?
それぞれのお仕事によって毎月の掛金の積立限度額(拠出額)が
異なります。下の表でご確認ください。
(厚生労働省HPより)
【掛金拠出限度額(月)】
1 公務員 12,000円
2 会社員(企業年金あり) 12,000円
3 会社員(企業年金なし) 23,000円
4 専業主婦(夫) 23,000円
5 自営業 68,000円
自分の老後資金を貯めていこうと思った方は、思うだけではなく
しっかり行動(実践)しなければいけません。
ここでいう行動とは「個人型DCの口座を作る」ということです。
口座をつくるといっても通帳はなく、完了するまで約2か月かかります。
流れは以下のような流れです。
以前のコラム イデコ【個人型確定拠出年金】のトリセツ
をご参照ください。(クリックすると見れます)
➀金融機関を決める
②資料請求をする
➂資料を送付する
④加入通知書やパスワードのお知らせが届く
⑤毎月26日に引き落とし
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口座を作る場合の考え方
60歳までの間1か月でも多く掛金を自分年金口座に
貯めていくために早い方がいいのです。
この確定拠出年金(DC)で資産形成をする場合、始める
時の相場などは関係ありません。
経済環境などは、自分ではコントロールできるものではないので
1か月でも早く口座を作った方がより貯められる時間(月数)が
多くなるので、早く始めることがポイントになります。
ラジオ番組にも”年金のプロ”として出演しました
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東京でもセミナー開催しました(終了)