主人の会社は厚生年金基金を脱退することになり、下記の選択で迷っています。

確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております 以下の記事がベストアンサーに選ばれました chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_ogweh

 

【質問】 主人の会社は厚生年金基金を脱退することになり、下記の選択で迷っています。

① 脱退一時金を受け取る

② 通算企業年金(企業年金連合会)へ脱退一時金相当額を移換する。

③ 個人型確定拠出年金(国民年金基金連合会)へ脱退一時金相当額を移換する。

④ 確定給付企業年金へ脱退一時金相当額を移換する.

 ⑤ 企業型確定拠出年金へ脱退一時金相当額を移換する。

⑥ 厚生年金基金へ脱退一時金相当額を移換する。 まだ金額は算定中で、勤続8年で400~500万の年収をずっとさまよっています。 子供がおりますので、将来おこずかいを孫にあげられるような年金としての形で頂けたらと思います。 将来の相場にもよるのかな~何年いきるのかな~にもよってどれがお得なのか変わるのかな? くらいにしか知識がありません。 主人はとても健康で長生きしそうです。 どれでもらうのがよいでしょうか。 教えてください。

 

【回答】 こんにちは、確定拠出年金の専門家 ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します

まず①の選択をしてしまうと、一時所得として課税されますし、一時金はほとんどの場合使ってしまうことも多いので、将来の年金として活用したいというご希望には沿いません

②は、あらかじめ予定された利率で運用されるのですが、あくまでも予定です 参考までに現時点での利率はこちらで確認できます www.pfa.or.jp/tsusan/index.html

⑥の基金は将来的に全面廃止の方向で進むでしょうから、選択肢としてはまずないでしょう

③、④、⑤については会社の今後の制度によりかと思います 確定拠出があれば企業の確定拠出に移換して将来に備えるのがよろしいかと思いますし、なければ個人型も選択肢です 将来の年金として活用したいというご希望に最も沿うのは確定拠出年金に移換することかと思いますが、今後継続される積み立ての額や運用方法など検討すべき点も多くあります 機会があれば、ファイナンシャルプランナーなどにライフプラン含めご相談されるとよろしいかと思います

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