こんにちは。FP相談ねっと認定FP、野原です。
マネーフォワードさんが運営されている、日々のくらし、人生を豊かにする「くらしの経済メディア」MONEY PLUSさんにて、担当させていただいた記事がアップされてましたのでご報告です。
これからの投資行動のご参考になれれば幸いです!
ChatGPTの次は−−注目集めるAI、世界と日本の関連銘柄5選
~AI関連ファンドも~
イーロン・マスク氏ら複数の投資家が設立し、サム・アルトマン氏がCEOを務めるAI研究団体「OpenAI」が、2022年11月に発表した、対話型の生成AI「ChatGPT」が大きな話題となっています。生成AI(Generative AI)とは、簡単にいってしまうと学習したデータをもとに、画像やキーワードを組み合わせてコンテンツを生成するAIです。
ChatGPTの発表から半年超たった現在、日本株を始め、世界的に半導体を含むAI関連株が大きく株価を押し上げています。マイクロソフトの検索エンジン「Bing」、グーグルの対話型AI「Bard」などが追随したこともあり、盛りあがりをみせています。
そこで今回は、ビッグテック以外の「AI(人工知能)」関連銘柄に絞り、世界と日本で5銘柄ずつピックアップしていきます。
株式投資でも少額投資・1株投資で、気になるあの会社のオーナーに!
投資信託のみならず、アメリカ株式のみならず、国内株式投資においても少額投資・1株投資がどんどん拡充され、使いやすくなってきています。
ニュースなどで話題になった会社の株式を、いろいろ買って長期保有してきたいという場合、100株ずつ買っていくと大きな資金がないと無理ですが、1株ずつや500円、1,000円といった少額投資であれば、リスク分散しながらも多くの銘柄をそろえやすくなります。
僕も特になにもなければ、この先何年も売らずに保有しておくと決めている銘柄をそろえつつありますが、少額投資ですから、株価が上下してもあまり関係なく、どれだけ長期で保有し続けるかだけを考えている銘柄もあります。
これからもっと、フィンテック(金融テクノロジー)やAI(人工知能)、VR(仮想現実)の技術革新がミックスされていくと、かつて流行ったゲームの「シムシティ」のような世界観が、デジタル空間において我々の資産管理ツールとして、活用されてくるのかもしれません。
こんなことを5年以上前から考えながら、金融の世界をみてきました。
これから5年はますます刺激的な時代になるとともに、我々自身も自己防衛技術を成長させていかなければならない時代です。
「世間の非常識・金融業界の常識」には生きる知恵がつまっている!
最近、「資産形成」だけでなく「キャリア形成」についてお話しさせていただく機会が増えてきました。
これは僕が新社会人として証券マンになって数年後には感じていたことですが、金融業界には将来的にとても役にたつ「生きる知恵」が詰まっています。
それもそのはず古来より、軍事(地政学なども)・情報・金融(財政)は密接に絡みあいながら、当事者や第3者にまで大きな影響力をおよぼしてきました。
この3つを制するかどうかで、国内はもちろん、世界情勢は大きく動いてきたのです。
軍事は自国の供給力や需要の防衛、生産力の確保には欠かせませんでしたし、情報については情報発信(伝え方)・情報入手(受取り方)ともに重要ですし、金融(財政)によって天下分け目の戦いを左右することもしばしば・・・。
これらを現代に置き換えると、軍事はともかくとして、情報(メディア・娯楽)や金融(財政)は、我々の日常生活に非常に大きな影響を与えています。
マーケティングや行動経済学、統計学、心理学など、情報と金融に密接に関わることが多く詰まっています。
普段はこのようなことを意識することは少ないかもしれませんが、特に情報の受け取り方は我々が自立して生きていくうえでとても大事で、この観点では、「誰が」言ってるかよりも、「何を」言ってるかのほうがよっぽど大切です。
●入手した情報を、事実と推測・憶測などに切り分け、「つまりこうだよね」と自分なりに解釈できるようになる「要約力」
●一見関係なさそうな情報を含めて、得られた情報を寄せ集めて、その結果導き出されることを推測、想定して結論をだす「創造力」
このような力を養う訓練を自然とできるようになっていきます。
現代は、利便性の向上の裏返しかもしれませんが、SNSやショート動画などにあふれ、情報入手がよりインスタント(すぐできる、手間いらず)になってきていますので、自分で考えるという力を醸成しにくくなってしまっています。
とくに、消費税率が10%に増税された2019年くらいから、アメリカ大統領選挙、コロナショック、ウクライナ侵攻と、ますます自分で考えられる力が、全体として弱くなっていると僕は感じています。
その力を取り戻していきたいというかたであれば、そのひとつの解決策として、生きる知恵が詰まっている「お金の勉強」から少しずつスタートしてみるのはいかがでしょうか?
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
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主な執筆・監修実績
三井住友銀行 MoneyVIVA |「お金の色分けしてみよう」シリーズ
まとめ
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三井住友銀行 MoneyVIVA |「FPが聞いた!お金のしくじり失敗談」シリーズ
週刊誌
光文社
『週刊女性自身』
3/22号
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